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ショタなペット【第二部】
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第二部】 14

「皆さん席についてください。」
美雪が4人に言う。
「ええ。でも美雪ちゃんは座らないの?」
香奈は美雪が座らないことを気にかけるが美雪は
「私は後で食べます。皆さんに温かいものを召し上がっていただきたいので。」
と言う。
「じゃあお言葉に甘えますね。」
と風花は応え
「和己君、座ろ。」
と優花、和己も席につく。
「まず前菜です。」
美雪はオードブルから順に料理を出していく。
「うん、美味しいわ。美雪ちゃんって凄いわね。」
香奈が満面の笑みで言う。
「ママ、こんなに美味しいの初めてだよ。」
と和己も言う。
「ふふ。お姉さまの家は裕福だから食材も高級だし、台所設備も素晴らしいからね。」
美雪はそう言って食材や設備を理由にするが、
「ご謙遜を。」
と優花は言った。心証を良くする為だけでなく、本心から美雪の料理を気に入ったのだ。
「敵わないわね……」
風花も感嘆の言葉を呟く。
「美雪ちゃんはプロの主婦だからね。
でも、そんな良い奥さんを放っておくなんて、酷い旦那さんよね〜」
「………」
娘が美雪を褒めると香奈も同意する。
しかし、和己の父親であり美雪の旦那を香奈は非難する。
自分の父親を悪くいう香奈に納得してるため和己は黙々と食べていた。
「お姉さま、良いんですよ。あの人の事はどうでもいいですから、今の私には和己やお姉さまがいます。」
「僕もママや優花さん達と一緒が良い。」
「ありがとう。」
美雪は夫を庇いつつも、自分に大事なのは和己と香奈たちであるときっぱり言う。
和己も美雪と同じ思いであった。
和己の思いを聞き美雪は和己を抱きしめる。
「ありがとう、和己。」
「…ま、ママ…」
「あ、ごめんなさい。つい……デザート出しますね。」
美雪は赤面しながらチョコレートムースを出した。
「うわぁ凄〜い。」
一番喜んだのは甘党の優花である。
「ふふ、優花は甘いもの好きね。」
上機嫌で香奈が言った。

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