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ショタなペット【第二部】
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第二部】 109

「僕、優花さんや香奈さんや風花さんやママが大好きです。だから、結婚して下さい。」
決断を迫られた和己は意を決して優花達にプロポーズする。
「……あのね、日本の法律ではそれができないから困ってるのよ。」
美雪はどうしても一人に決めさせたいようだ。
「……でも…僕は……」
「それに私はまだパパと離婚していないから結婚できないの。それに、民法第733条で『女は、前婚の解消又は取消の日から六箇月を経過した後でなければ、再婚をすることができない。』って決まってるのよ。」
それを聞いた香奈は驚いたように
「美雪ちゃん良く知ってるわね。」
「ええ、離婚を考えるようになってから勉強したんです。」
「でも……」
和己はまだ迷っている。
「じゃあまだ考える時間をあげるわ。でも今日中に決めてね。」
「……はい……」
美雪は和己を溺愛しており、ここまで強く出る事は滅多になかった。そんな母親に和己は動揺し、従順になったのであった。
(でも……やっぱり……一番は……)
和己は自問自答した。
「ふぅ……(何で和己は『優花さんが良いです』って言わなかったのかしら?)」
ため息をついた美雪は和己が意外にも「4人と結婚したい」と言ったことに驚いていた。
「それだけ私達が大事なのよ。それに美雪ちゃん、ハーレム位なんとかなるわ。」
「お姉さまはそれが望みなのですね。」
美雪の悩みに香奈は和己の望みを語り一夫多妻は何とかすると言う美雪は呆れる。
「まあまあ、私は娘を変な男に渡すのは嫌だし風花は事実婚でもやっていけるから安心なさい。」
「そうですね……あ、お茶淹れますね。」

そして5人は美雪の淹れたダージリンティーと菓子鉢にあったお菓子を少し口にした後解散した。
「あ、和己君、今日は誰とお風呂にする?」
と香奈が訊くと
「え……ふ、風花さんと…」
と答えた。
「へ〜珍しいこともあるのね。」
風花はそう言いながらも満足そうな表情であった。

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