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ショタなペット【第二部】
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第二部】 106

さて、視点を香奈と和己に戻す。
「今度は……あ、あれやってみようか。」
戦車による市街戦のゲームである。
「対戦するんですか?」
「駄目なの?」
「全然敵わないような気がします……」
和己が不安そうに言うので、
「じゃあ私が『目』になってあげる。和己君は運転と砲撃に徹して。私が近くに来た敵の向きとかを言うから。それで如何?」
と香奈は提案した。和己が同意したので100円を入れ、
「さあ、ゲームスタートよ。」
と言う。
ドゴーン、ドゴーン。
和己は香奈の指示で的確に敵戦車を撃破する。
因みに和己はこの手のジャンルは苦手である。
それから10分後。
「香奈さん、ありがとうございます。」
「ふふふ、やれば出来るじゃない。」
和己の結果は高得点を弾き出して、的確な指示を出した香奈に礼を言うと香奈は和己に良い子、良い子する。
「あ…あの…皆見てます……」
「いいじゃない『ママ』が可愛がってあげてるんだから。」
香奈はすっかり母親になった気分である。そして
「今度は何が良いかしら?レースとか?格闘もあるわね。」
「あ……あの……これもう一回やらせてもらえませんか?」
和己は恐る恐るそう言う。
「良いわよ。そんなに恐れ入らなくて良いのよ。」
「……でも……お金出してもらっているので……」
「遠慮しないの。今日は楽しみましょう。」
元々アクション系統は不得手の和己だが、香奈の的確な指示があり、かなり楽しめたのだ。
「あ、そうだ。今度は設定で飛行機とかも追加してみようかしら。」
細かい設定もできる機械であった。
ガチャン
「さ、そろそろ始まるわよ。今度は敵戦車だけじゃなくて味方や市民、敵飛行機に敵歩兵もあるからね。」
かなり難易度を上げたようだ。
「あ!右、右!」
ドゴーン
「上!」
ダダダダダダダ
「わわわわ……」
ドカーン
「それは味方よ。」

かなり大騒ぎをしながらその後も射的でお菓子を取ったり、バイクレースを楽しんだりした。更にバッティングゲームではなんと香奈がホームランを放った。
「おめでとうございます。ホームラン賞です。」
香奈は商品券をゲットした。

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