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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 943

「ええ、前に勤めていた所もそれなりではあったんですけど、福利厚生もきちんとしてはいなかったし…」
前に勤めていた所って、巧と出会った所だな…

「ここはそういうこともちゃんとしてるのかぁ〜」
感心しながらパンツを尻まで上げる。

「はい、私たちも一応は青山コーポレーションの社員ではあるんですよ。」

へえ、それは知らなかった。
お屋敷で働いている人も社員に含まれるってことは、メイド軍団も弥生さんなんかもそうなんだろうな。

「恵まれているんだね」
「ええ、それはもう」
皆さんが笑顔でいられるのはそれが理由なんだね。

「ところで…、巧さんとはお会い出来たの?…」

そうだよな…こないだの時は散々巧のことを聞いておきながら、その後の報告は澪さんに何もしていなかったもんな…
「ごめんごめん…あの後すぐに会えたんだよ。それもこのお屋敷でだよ…」

「それはよかったです…ご感想は?」
「そうだね、確かに驚いたことも多かったね。自分がもう一人いるみたいだから。でも、こう、何かつかえていたものが取れた、そういう意味ではホッとしたような気がする」
そういえば、巧は澪さんとのことを覚えていたのかな?

「もう一度巧に会う気は」
「運の巡り合う時があれば、ですね」

今みたいに客とマッサージ師としてヤッてしまったに過ぎない…巧への思い入れは大して無いってことなのかな…?

「僕がここに住むようになったから、アイツがここに来る機会も増えると思うよ…」
プレゼンの結果がどうであれ、巧との付き合いは断ちたくないもんね…

「それは素敵ぃ!…それじゃ2本並べて見比べることも出来るってことねぇ…」

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