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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 807

まあこのギャップがなんとも魅力的ではあるよな。
「もしかして葉月ちゃんって、オヤジにモテるんじゃないか?…」

「やだぁ匠さんったらぁ〜それって口説いているつもりですぅ?…」
おいおい;…
葉月ちゃんにとっては、僕もオヤジってことかよ;…

隣で順調に生ビールを飲み干す葉月ちゃん。
可愛い顔してそのペースは明らかに速い。
僕は無理についていくことはせず、自分の耐久力を考えてチビチビと飲みながら箸を進める。

「匠しゃあん…」
すっかり出来上がって火照った顔の葉月ちゃんが僕にもたれかかってくる。

「おいおい;…いいのかよ?こんなオヤジ相手によ…」
まあ自分では“オヤジ”だなんて、全く思ってはいないけどね;…

「やだぁあなぁ…オヤジだろうがなんだろうがぁ…私はぁ匠しゃんに甘えたいんでしゅって…」
なんだよ;…オヤジじゃないって、言ってはくれない訳ね;…

葉月ちゃんはさらに僕のほうに身体を寄せてくる。
他の客からは見えないからって、いつ店員が来るかもわからないんだから…

「匠しゃん…葉月のこと嫌いでしゅか?」
「いやそんな…嫌いなわけがないだろ〜…?」
「えへへへ〜」
僕が言い返すと葉月ちゃんは抱きついて脇腹の肉を摘んでくる…オイ、地味に、やめなさいって。
…しかし、葉月ちゃん、かなりスタイルよくて、興奮を抑えないといけなくなるじゃないか。

「脂肪とか全然ついていないんですぅねぇ〜」
脂肪って…まだ中年太りって歳じゃないからな;…

「何言ってんだよ…僕の裸なら、葉月ちゃんは散々見てるじゃないかよ…」
こんな台詞…知らない奴が聞いたら絶対誤解するよな;…

「それゃあそうでぇすけどぉ〜、私はぁパンツの機能制とかしかぁ見てはぁいましぇんもん…」

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