ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 676
「へ…えぇえ!?」
いや何言ってるんですかあなた。
なんか身体がすっかり元気を取り戻した、ぴんぴんしてると思ったらソコまで…その原因はそれだったのか?
純ちゃんや梓にはばれなかったのかな…ちょっと心配だ。
そして案の定、僕のソコはそれのせいでビンビンになっているわけで。
看護師さんは全部下ろしてしまったので眼前にいきり立った生身のそれがご挨拶。
「……も、申し訳ありません」
彼女は俯き顔を赤らめながらチラッチラッと気にする素振り。
そんな風にされると、返って恥ずかしい;…
看護師さんだったら看護師さんらしく、感情を隠してテキパキと拭くだけ拭いて欲しいところだよな;…
「あのぉ…もういいですから…」
「いえ、そんな訳にはいきません!…私の責任ですから。」
責任って;…そんなこと言ってもコレ、どうにも出来ませんよね?
看護師さんはオドオドしながら辺りを見回し、病室の鍵をそっと閉めた。
「あの…」
「誰も入ってきませんから、私…責任取りますから…」
看護師さんはなぜか涙目になりながら僕の下半身をタオルで拭き、ソレをそっと手で触れる。
「もしかしてこういうこと…したことないの?」
余りのぎこち無さについ口にしてしまう;
「あっ、ごめんなさい;下手くそで…」
看護師さんはソレをタオルで包み込みながら、潤んだ瞳で僕を見上げてくる…
「あ、いや;…下手ってこともないけど、なんか手が震えてるから…」
そんな眼で見られると、攻めることなんて出来ませんよ;
「はい…こんなに大きくなるとは思わなかったので…すいません…」
震える手で僕のモノを触る彼女。
それが程よい刺激になって余計に気持ちよくなって…このままではまずい。
「ああっ、ベトベトしてきましたぁ…」
小さく悲鳴を上げながら彼女は言う。