PiPi's World 投稿小説

ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

の最初へ
 669
 671
の最後へ

ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 671

「ぅわぁ!?…純ちゃん、どうしたのぉ?…;」
僕は思わず身を起こす。

「それゃあ当たり前じゃないですかぁ〜愛するお嬢様のお見舞いに来たんですよぉ〜」
純ちゃんは身をクネらせながら微笑む。

おいおい;…香澄と君はそういう関係なのは青山家では皆知っているけど、今は何も知らない梓がいるっていうのに;…

「純さんって相変わらずですねぇ」
「おやおや、梓ちゃんまで」

…なんだ、2人って知り合い、仲良かったのか?
まあ梓は啓くん関連で青山家には度々行ってただろうけど…

「でも、感動しましたよ、匠さんとお嬢様の愛の結晶…ホントによかったなぁって」

まあそう言うと綺麗に聞こえるけど、単なる避妊に失敗しただけなんだけどね;…

「純ちゃんにそう言って貰えると、なんだか嬉しいよな…」
「そうですよ、純さんは香澄ちゃんとは匠兄ぃより長いお付き合いなんですからぁ〜」
梓;…君はいったい何処まで知っているんだい;?…

「梓ってそんなにあっちの家に行ってたっけ?」
「うん、一時期は。啓の住んでる離れに純さんはよく来てたし」
ああ、一人飲んで酔っ払って寝てたこともあったねぇ。

「伊藤さんはあそこからいなくなっちゃって…啓くんはお母さんのところに行ったんだっけ:
「それからはいってないんですよねぇ」
「あの離れは弥生さんと椿ちゃんが使ってるからね」

まあ啓くんのいなくなった青山家に、梓が用もある訳無いもんな…

「純ちゃんは今でも行くの?…青山家に、」
「全然行きませんよ〜それこそ啓くんのいないあの家に梓ちゃんが行かないと一緒ですね〜」

それって香澄のいなかった青山家に、純ちゃんは用がなかったって言ってるんですよね?…

SNSでこの小説を紹介

年下の他のリレー小説

こちらから小説を探す