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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 654

「まあその人と俺とは、匠と緑川と似たような感じ…そこまで進展はしなかったんだがな」
「親父もあったんじゃないか」
「昔の話だ。時効だと思ってくれ」
…親父は苦笑いしながら頭を掻いた。

「それ以前は白鳥優子さんともあったんだろ」
「ああ…」

「白鳥優子さんって?…」
あ、この人のことは流石に弥生さんでも知らない訳か…

「親父の婚約者だった人だよ…あ、青山家にいる柳ヶ瀬恋ちゃんのお母さん…」
「あらまぁ…それじゃあと啓くんの叔母さんってこと?…」
流石弥生さん、啓くんと恋ちゃんがいとこ同士だってことは知っていたんですね…

その恋ちゃんと啓くんがそっちの関係もあるとはさすがに2人は知らないはず。
多分恋ちゃんは香澄とも…

「優子さんは何か関係があるのか?」
「ああ…優子は、その人の紹介で知り合った…というより、その人の娘なんだがな…」
「…許してもらえたわけだ」
「まあ、そんなところだ……」

親父の頼みで身篭ったお袋を匿ったのに、そのお袋と親父がくっついてしまったなんて、その人にしてみたら納得いかなかっただろうに…
「その人とはもう会ってはいないの?…」

「ああ…優子もそうだが、彼女には会わす顔が無い…」
「そんな…親父にとっては大切な人だったんだろ?…」

「もちろん感謝はしてるさ。でも、俺がしでかしたことを考えると、今後も会わないほうがいいと思うんだよな…」
「…うーん」
親父の言うことももっともなのだが、どうも釈然としない。

僕だって、弥生さんと、それに遥さんとも過去にいろいろあった。
あれから長いこと会う機会がなく、もう一生会えないと思ったら今…この状況である。
人生何があるかわからないものだ。

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