ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 608
ドクドクと流れ込む熱いものの勢いはいつもよりも多い気がした。
茜も僕の胸の中でぐったりと身を預け、それを受け入れていた。
「すごい、すごいです…まだ、ナカに出てます…」
「茜は大丈夫なの?」
「大丈夫ですよ…」
茜はうっとりと、僕に微笑みかけた。
「ごめん;…何だかいきなりこんなことに巻き込んじゃって…」
僕は茜にキスをしながら謝る。
「謝らないで下さい…私、匠さんとずっとこうしたかったんです…」
「ずっとって?…」
「匠さんは知らなくても、ここにいる子は皆、匠さんの事を知っているんですよ…」
「それじゃ茜も前から?…」
「ええ、匠さんがお嬢様に連れられて初めてここに来た時から、ずっとです…」
茜は頬を仄かに赤く染める。
こんなに可愛い子がいたのに、気づかなかったなんて。
「茜はここで、どんな仕事をしているの?」
「カフェや食堂で調理のスタッフをしてるんです」
「いつ頃から?」
「もう、2年くらいになりますかねぇ」
そう言って腰を上げる茜…
ズボッとした音と共に、僕のモノがデロォンと抜け出す…
「それじゃ涼香さんのことも知っているんだね。」
僕は冷静を装い、シャツの裾でソコを拭おうとした…
「はい、もちろん…奥様にはお世話になりました…」
茜は僕の手を制すると、ソコに自らの顔を近づけていった…
茜は僕のソレにまだ付着している精液を舌で拭い取ろうとする。
「あっ…ソコまで…」
「きちんと綺麗にしないといけませんので」
「それくらい僕がやるのに」
「いいえ…私のほうからこんなことをしてしまったのですし」
茜は丁寧に僕のを舐め、綺麗にしてくれる。
そんな彼女の頭を優しく撫でてみた。