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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 579

「匠さんだって、昔からそうだったのでは?」
…ほら、エリカちゃんがイメージのままに僕に聞いてくるではないか。

「…僕はそんなことないよ、彼とは生まれた家柄が違うもの、それに、そんないい男じゃ」
「私はそうは思いませんよ。匠さんは皆さんから愛されてるんだって…そうじゃなかったら、先輩の皆さんも、杏さんも、弥生さんもあんな楽しそうな顔はしないはずです」

…いい子だ、とてもいい子だ、エリカちゃん…

こんないい子にここまで愛される巧って奴は、どんな男なんだろうな…?

「ありがとう。そう言って貰えると嬉しいよ…」
「私こそです…久しぶりに巧さんとデート出来るみたいで、ドキドキしちゃいます…」
やっぱり巧か…

「エリカちゃんはさ…その…鈴田巧と付き合っていたの?…」
つい聞いてしまう…
巧のアソコの形や陰毛のことを知っていたんだから、エリカちゃんの片思いってことでは無い気はするんだけど…

「付き合って、はいないですよ。巧さんがいた頃はまだ私、小さい頃でしたから」
「それでも、好きな男ではあったでしょ?」
「そうですね…お兄ちゃんみたいな存在から、彼氏みたいな…そう思いたい気持ちもありました」

やっぱり…
そうすると、複雑な思いなんだろうなぁ…

「心配はいらないよ…彩乃さんも澪さんも、ちょっとした知り合いに過ぎないみたいだからさ…」
まあ、間違っちゃいないよな;…

「そうですよね…巧さんは簡単にパンツ脱ぐことなんてできませんもんね…」
陰毛のこと言っているんだね;…

「まあ、コンプレックスがいい方向にブレーキをかけることもあるからな…」
鈴田巧は彩乃さんや澪さんにはブレーキを掛けなかったんだろうけど、エリカちゃんにはこう言うしか無いよな;…

しばらく、エリカちゃんと2人並んで廊下を歩く。
鈴田巧のことを切り出したせいで、会話はずいぶんと少なくなってしまった。

「ここかな?」
「そうですね」
フィットネスルームにたどり着く。
なんだか広そうな部屋。一個人の家にあるものとは思えない。

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