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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 520

「恥ずかしがること無いさ…僕こういう人と初めてじゃないよ…」
「そうなんですか?…」
「ああ、そう珍しいことでも無いんじゃないかな?…」

「そういえば私もモデル時代…こういう男の人と関係したことあるんですよ…」
「へぇー男にもパイパンの人っているんだね…」
「はい実はその人‥匠さんにそっくりな方だったんです…」

!?
その言葉に、ギョッとしてしまう。

「ど、どういうこと!?」
「はい…見た目匠さんにそっくりで、まるで双子のような感じでした…」

…間違いない、それは鈴田巧だろう。
まさか、彩乃さんからそいつのことを知るとは…

「その人と、付き合っていたんですか?…」
「ううん、そういうじゃないの…モデルと言ってもお仕事貰う為にはいろいろあるのよ…」
そういうことか…

「それだったらやっぱり、大きな会社の偉い人だったりするんですよね?…」
「ええ…まだ若いのに次期社長とか言われていたは…」

ああ、やっぱりそれは…間違いなさそうだ。

しかし、男で陰毛がないって、奴はそういう脱毛手術を受けたということか?
それは自分の意思なのか、それとも誰か…おそらく鈴田美恵子の命令なのか…

もしそれが自分の立場だったらと考えると、ゾッとしてしまう。

「匠さん…」
「ん?どうしたの?」

「何考えているんです?…
「あ、いや…その人に毛が無いっていうのは…生まれつきだったりするのかな?…なんて考えちゃって…」
「多分それは違うと思います…私とは違うようなこと言ってましたから…」
「それって手術を受けたとか?…」
「はい…毛が生えてきた時すぐに、無理矢理にそういう処置を受けさせられたとか…」
やっぱりそうか…

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