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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 440

僕で出来ることなら、少しでもアンナさんの力になりたい…
そんな思いが心底から湧いてくる…

それが遥さんがいう僕のモノかどうかは分からないけど、これでアンナさんが一時でも癒されるなら、僕は喜んでコレを使って欲しい…
それはアンナさんの為だけじゃなく、実のところ、宏の為にもなるのかもしれないんだ…

少し酔いが醒めてきたかどうか、微妙にぼんやりした頭で考えた。

「風呂入ろうかな…」
「ええ、どうぞ」
アンナさんがにこやかに言う。

「アンナも一緒に入ってきたら?」
遥さんはそう促す。
「…です、かね?匠さん…」
僕をうかがうアンナさん。そういえばあの時も確か…

「あ、ああ別に構わないけど…」
一人でゆっくり浴槽に浸かりたいところではあるけど、そんなつもりで来た訳じゃないもんね…
それに2人で裸になれば、スムーズに事は進行できるだろうしね…

遥さんには悪いけど、ここは2人っきりにさせて貰った方がいいんだろう…

ゆっくり身体を起こし、裸のまま浴室まで向かう。

「匠さんは、身体鍛えているんですか?」
「全然。宏に比べたら貧相じゃないかな」
「そんなことないですよ。匠さんの身体、私は好きですから…」
アンナさんはニコニコしながらそう言ってくれる。

お世辞にしろ僕は嬉しかった…
アラサーの領域に差し掛かる僕の身体は、自慢出来るもんじゃないのは分かっているけどね;… 

「少しは鍛えなくちゃと思ってんだ…最近は脂肪が着いてきちゃたからさ;…」
僕は照れながら頭いをかいた…

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