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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 418

単純に嬉しかった…
ずっと追いつけない歳上の人に、いつか認められたくて…別の女性と関係している時でも、どこか弥生さんを意識していたんだ…

「もっと早くに報告をしに来なくちゃと思ってはいたんです…」 
嘘じゃなかった…
香澄との結婚を1番に報告したかったのは、弥生さんにだったんだ…

「ふふっ…そう?ありがと」
にこやかに弥生さんは言った。
「香澄ちゃんはいい奥さんになるよ。私が見てきたんだから、間違いないよ」

そうか、香澄の料理の先生は弥生さんだったっけ…
あの時と変わらない弥生さんの笑顔は、ただただ眩しかった。

「いい時間だし、みんなでランチにしない?」
弥生さんはそうみんなに提案する。

「うぁ!久しぶりに弥生さんのご飯食べたいですう〜!」
目を輝かせる香澄…
最近は食欲旺盛だもんね…

「よかったぁ!実は夕べ2人が来るって聞いて、腕に頼を掛けたんだよ…」
弥生さんが腕に頼を掛けた料理んなて、香澄じゃなくとも口の中に涎が湧いてきちゃうよね…

弥生さんの提案を受けて、この場にいた面々は移動し、食事をする部屋に向かう。

そうか、ここで暮らすということは、弥生さんとも一緒なんだな…
そう考えると心が動く。

「私たちに手伝うことってあります?」
「そうだね…下ごしらえは夕べのうちにほとんど済ませたからね…」
ソフィアちゃんの問いに弥生さんが答える。

此処で暮らすことになったら、こんな光景が日常になるんだよな…

女性ばかりに囲まれての生活… 
それは自分の家でも慣れてはいるけど、やはり兄妹とは果てしなく違うよね…
さっきのやり取りを見ただけで、僕は興奮しちゃったぐらいなんだから、多分皆と一緒に暮らすなんてことになったら、身が持たないかもしれないよな;…

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