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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 292

ふぅ。
着替えて風呂場を出る。
うむ、変なにおいも消えて十分だろう。

「兄ぃ、おはよう」
「おう」
妹たちも次々に起きてきたところか。

…襟の緩いシャツを着ている栞。
そこから谷間が見える。
…ああ、妹たちは妹たちで、そこも成長してるんだな。

「栞!またそんな男の人を誘惑するような格好して!」
「お母さん〜無い胸を寄せて谷間を作ってんだから、硬いこと言わないで〜」
「栞姉ぇ、努力は認めるけど、今時の男子はデカパイに引かれやしないよ〜」
「そうなの?…啓くんはどうよ?」
「あ、僕ですか?…嫌いじゃないですけど、女の人が理想としているような、痩せてて胸が大きい人が好きかと聞かれたら、そうでも無いかも…です。」

あ、それって…男がデカチンに憧れるのと、なんか似てますね…;

まあ年頃になってからは一緒に風呂も入らないしプールや海にも行かなくなったし、妹たちのスタイルがどんなもんかもわからない。
でも、栞も梓も成長してるんじゃないの?

「お〜は〜よ〜」
3姉妹一番上の起床。
「葵姉ぇ、相変わらずだね…」
まだパジャマ姿だし。
しかし、その胸元はたゆん、と波打っているように見える。

「おいおい…啓くんもいるんだし、もうちょっと気を使えよ…」
僕は妹といえども目のやり場に困り、葵に苦言する。

「あ、僕はこういうの自分の家でも慣れてますから、気にしないで下さい…」

慣れているって…あのメイドちゃんたちだよな…_;

確かに啓くんの住んでる離れにはメイドちゃんたちが行き来してるけども。
彼女たちが住み着き、下着姿とかで部屋を歩き回ってる姿は想像できない。
…まあ、女の子に囲まれてるという点は一緒か。

そういえば、香澄ちゃんもメイドちゃんたちも元気かなぁ。
また会いに行かないといけないな。

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