PiPi's World 投稿小説

ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

の最初へ
 1108
 1110
の最後へ

ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 1110

「僕、ジムとかあまり来たこと無いんだけど…」
正直に話す…
東京での生活では、行っても区営プールぐらいで、金銭的にそんな余裕はなかったからな…

「心配なさらなくて大丈夫ですよ…私が1からお教えしますね…」
にっこりと微笑む希ちゃん…なんだか頼もしいよな…

綺麗な空間だけどそこまで広くはない。
利用者は少人数で個別指導の形かもしれない。

「じゃあまず、簡単な体力テストからやって行きましょうか」
「お願いします」
希ちゃんの後についてトレーニングルームへ。
…良い身体つきに見惚れないようにね。

「そちらの更衣室でこちらに着替えてくださいね…、サイズは問題ないと思います…」
希ちゃんからトレーニングウェアとシューズが手渡される…

「これって、僕のために用意してあったの?…」
まあ僕の服のサイズは一般的なMサイズだけど、靴の大きさまで分かっていたのかな?…

「ええもちろんです…プールにおいでになった話しを聞いてから、首を長くしてお待ちしてたんですよ…」
あっ;プールってあの時のね;…

ここにいるインストラクターには話が通じているわけね。
和彦さんなんかは利用してそうだ。

「和彦さんはよく来るの?」
「ここにいる時なら、お休みの時は利用されますね。ただ最近はなかなか」
まあ仕事が忙しいからねぇ…

「だから、匠さんにお会いするのが楽しみだったんです!」

こんな素敵な希ちゃんがいるのなら、もっと早くに来るべきだったよね…
それにしても和彦さんの女性の趣味って、僕と似ているのかもしれないな…

まあ女女していない希ちゃんは、老若男女…誰からも好かれるんだろうけどね…

SNSでこの小説を紹介

年下の他のリレー小説

こちらから小説を探す