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マンガ家理恵先生とアシの晋一くん
官能リレー小説 - 年下

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マンガ家理恵先生とアシの晋一くん 7

「せんせい……」
動いたのは、晋一。理恵は、晋一の行為を肯定するかのように、そっと、瞳を閉じた。
晋一もそれに答えようと瞳を閉じる。
重なり合う吐息。
徐々に二人の距離がなくなり唇が重なり合う。


触れるだけのキス。
晋一の女性経験の少なさを理恵は感じた。
角度を変えても押しつけるだけのキスは変わらない。
先に痺れを切らしたのは理恵だった。


「んっ」
晋一の首に腕を回し、噛み付くように唇に吸い付いた。
唇を優しく舌でなぞると、晋一の体は一瞬強ばる。
その初々しさに、理恵は自分のなかに母性に火が点いたような気がした。
「晋一くん、口あけて……」
「はい……」
律儀に返事をし、おずおずと唇を開いていく。
すかさず理恵は舌を押し込む。
「んっ」
晋一が小さい悲鳴をあげるが、それを無視し深い口付けを繰り返す。
理恵の舌が晋一のそれをとらえる。
舌をこすりつけると、おずおずと絡ませてくる。


ぴちゃ……ぴちゃ……


二人の粘液が重なり合う音が部屋に響く。

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