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マンガ家理恵先生とアシの晋一くん
官能リレー小説 - 年下

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マンガ家理恵先生とアシの晋一くん 37


きゅうきゅうと締め上げ、絡めとる様な理恵の中に晋一の息が上がっていく。
腰を浮かせギリギリまで引き抜くと、一気に腰を落とす。
「はあぁっ!」
「う……」
しばらくその行為を繰り返し楽しむ。
自分で腰を動かしている、こんなにも晋一を求めていると思おうと体が疼いて仕方がなかった。

次第に自分の中にいる晋一を感じながら、ソレに翻弄され始める。
下から突き上げられる度、弱い部分を確実に攻められ腰から力が抜けていく。
「あ、はぁっ、あぁんっ」
「ん、んっ、はぁっ」

もっと声を聞きたくて、上に下に左右に腰を振った。
軋むベッドの音と、やらしい水の音に荒い息で部屋がいっぱいになる。
ずっとこうしていたいのに波は確実に迫っていていて、じわりと汗が背中を伝う。
「んぁあっ、あ、っしん、いちくんっ」
「先生っ……」
急に腕を引っ張られ、晋一の胸にダイブする。
ぎゅっと抱きしめられ、そのまま突き上げられる。
「ああっ、やっ、んんん」
「好きです、はっ、せんせ……」
好き、の一言に理恵の体は反応し、きつく晋一を締めつける。
「ぁあっ、んあっ、わたしもっ、すき」


腰を振るスピードが増し、理恵をかき回す。
「だめっ、あ、あ……そんなっ、うあぁっやあ」
酸素を求めてだらしなく開かれたままの口から意味不明な言葉がこぼれる。
力の入らなくなった腰と足を晋一にあずけ、なすがままになる。
「もうっ、あっ、だめっ、……あ、あ、イ」
「イッてください」

「いや、いっしょ、にっ」

最後に抵抗とばかりにきつくきつく晋一を締めつけ、理恵は体を揺らし果てた。
締め付けに耐えられなかった晋一もそれに続いた。




耳元で晋一の荒い呼吸が聞こえる。
この激しい息づかいも、この体の熱さも、きっと自分以外知らないのだ。
と思うと喜びと幸福感で胸がいっぱいになる。

呼吸が整い体の熱さが引いてきたころ、晋一を見上げると彼は既に意識を手放していた。
「あれ……?寝ちゃった?」


絡められた腕を解き、硬度は失われたものの下半身に挿入されたままのソレを抜き後始末を済ませる。
ベッドの縁に腰掛け汗ではり付いた前髪をながしてやる。
「眠れなかったのかな、昨日」
頬のラインを指でなぞり、体を折りそっと口づける。
ちゅっ、ちゅっ、とついばむ様なキスを数回落とす。
「私みたいに…」




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