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マンガ家理恵先生とアシの晋一くん
官能リレー小説 - 年下

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マンガ家理恵先生とアシの晋一くん 24

息も、唾液も、汗もどろどろに溶け合い、このまま一つになってしまうのではないと言う錯覚に落ち入る。
腰をグラインドさせ理恵の中をかき回すと、締め付けが増した。
限界が近い。
「ああぁあっ!あぁっ!だめっ、イキそっ……」
「僕も……限界です……」
「しんいち…くん、今日はだ…めっ」
「んっ……なにがですか?」
「あっ、ぁあっ、外で、だしてっ」
息も絶え絶え伝えると、また快感の中へ引きずり戻される。
「はい……っ…、わかりました」

ラストスパートをかける様に、先端まで引き抜いた肉棒を一気に打ちつける。
「あひぁっ!んあっ!あぁっ!しんいち、く……もうだめぇ」
「くっ、イッてくださいっ」
「あっ、あっ、ぁあああああっ!」

きつく密壺が伸縮し、晋一を締め上げる。
決して離さないとまとわりつく、中から引き抜いて腹の上に欲望を吐き出した。



「はあ、はあ、はあ、はっ」
隣に崩れ落ちてきた晋一の荒い呼吸が耳元で聞こえる。
待ってと言ったのに待たなかった事を怒ってやろうと思って、すぐやめた。
まだ始めてなのだ。しょうがない。
同時に高みへ登りつめることが出来たんだ、それで良いか。

息が整ってきた所で顔を横に向けると、変わらない綺麗な瞳が見つめていた。
「先生……」
腕を首にまわし、理恵を引き寄せた。
キスをしようとする唇に指をあてる。

「次からはちゃんと避妊」
「へ?」
「この前はたまたま安全日だったの、今度からゴムしないとさせないよ?」
「あ……はい、ごめんなさい」
いたずらが見つかった子供の様な顔に、ちゅっと口づける。
「わかればよろしい」

微笑んで見つめ合い、もう一度深くキスをする。




いつの間にか眠っていたようだ。
晋一が目を覚ますと部屋は夕焼けで真っ赤に染まっていた。
後始末をすませた後、ソファで寝てしまったのだ。
腕の中にはまだスースーと寝息を立てている理恵がいた。
夕焼け色に塗られた理恵の顔は普段と違い少しあどけなさが見え隠れする。
頬にかかる髪を横に流し、改めて理恵を見つめる。
閉じられた瞳は大きい方だし、鼻筋も通っていて、唇も厚すぎず薄すぎず丁度良い。
かわいい系の顔立ちではなく、どちらかというと綺麗系の顔立ちだと晋一は思った。

「彼氏……いなかったわけないよな」

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