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好きです、先生
官能リレー小説 - 純愛

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好きです、先生 4

「美貴さんは教職員じゃないんですね?」
「しがない、賃貸営業よ。学校と違っていろんな人がお客で、下品な人もいてストレスが貯まるの」
さすがに仕事までは同じでない気がしていた。こっちは現実逃避でJKの頃の服を着てるのだろう。
「もうそんなマネしないって、約束したじゃん」
「須山くんは私の生徒で…」
「年下っていっても、男子高校生って、性欲がピークなの知ってるでしょ?」
「私も昔とは違うわ。自分をコントロールできる。あの頃の私達は三人で気が大きくなってたし、子供も優しくしたら甘えてきたり好奇心剥き出しだから、ついついイケナイ遊びばっかりになってただけ」
背伸びしたくても同世代の異性や恋愛には臆病だけど、性への興味は強まって遊び半分でショタコンの痴女になっていたのだろう。きっと、葉月先生は最初は反対していたけど、雰囲気に流されてプレイに参加してのめり込んでしまったと思う。援交とは違うけリスクは当然あったので、ここにいないもうひとりの人がうまく立ち回っていたのかもしれない。

「で、今日はどうしてこんなことを?」
「須山くんのちょっとした悩みを解決してあげたくて、一肌脱いでみただけ…なの」
「君も性欲がピークに達してたのはホントなんでしょ?遅かれ早かれソッチの方に行くのも確実だったのよね?」
「…美貴?」
「お手伝いなら何でもするわ。できるだけ多くの経験があった方が男として成長できるわ」

「それって」
「卒業したいんでしょ?童貞」
「須山くんの歳の頃には何人も相手してきたから、実績はあるの。乱暴にしないから」
童貞なのは事実だけど、精通したてのガキ相手に遊び半分で4Pを仕掛けてた人に頼っていいのかという不安もある。
いかにも肉食で色っぽい美貴さんと純情に見えてあざとい清楚系ビッチの葉月先生、例え遊ばれようともここで引ける男はいないだろう。
「ここに長くいちゃ、悪いわ」
「さすが葉月、教育者らしい指摘だな。じゃあ、オトナの遊園地に行くか。トイレで初体験もイヤだろ?」
こうして僕達はテーマパークを後にした。美貴さんの愛車が軽の黒いトールワゴンという点も、葉月先生とキャラの違いを痛感する。

もちろん僕は葉月先生とのセックスを想定していたけど、それをお膳立てしてくれそうな美貴さんを邪険には扱えないし、美貴さんは美貴さんで葉月先生にはない魅力がたくさんあって良いと思った。
葉月先生に打ち明けた悩み、のようなものはなんだかんだで実行できそうである意味解決する…そう思うとワクワクもした。

1時間もしないうちに目的の場所に到着する。


「ふぅ、ホントに来ちゃったわね」
「私が一緒じゃなくてもそうするつもりだったんじゃないの?」
「そうね…美貴がいなかったらお家に誘うかしら」
「もっと大胆じゃない」

ギャル風JKコスの大人2人。
ラブホの人には僕らはどう見られているのだろう。

「君の初めては葉月をご所望だろう?だったら私はシャワーでも…」

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