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好きです、先生
官能リレー小説 - 純愛

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好きです、先生 3

「ねっ、アレ乗らない?」
「えっ!?あ、ああ、い、いいですね……」
葉月先生、急に僕の腕に自分の腕を絡ませてきた。
近い。
それに、柔らかなおっぱいの感触が直に…

「ほらー、行くよー、誠也っ」
「あっ、う、うん…」
葉月先生が名前で呼んでくれた。
嬉しくて少し気持ち昂りながら2人で観覧車に乗る。

このエリアでは最大級の観覧車だと以前テレビか何かで見た記憶がある。まさかそれを先生と一緒に乗るだなんて。

「私も一度2人で乗ってみたかったの」
「あれっ、葉月……も初めてなの?」
「ふふ…私もそういう相手が最近はね……って、今はJKのつもりだったのに」
「そっちから言ったくせに」

普段見ないような葉月先生の楽しそうな表情が新鮮だ。

「一番上に来たら、キスしよっか」
「マジデスカ?」
「だって、こういうのってイベントでしょ?」
ありがちなシチュではあるが、実際の所はそれが目当てとは思っていなかった。
遊園地と言っても日本一の夢の国でもないローカルでむしろショボい場所だしムードはあるのかと思っていたら、一瞬で引き寄せられて唇が触れ合う。
「強引だな、葉月」
「だって、チャンスは一瞬だったしぃ」
それからは、あっという間に時間が流れて僕達は観覧車から降りた。
彼女が大胆なのは大人の余裕からか、JKだった頃にいろいろ奔放だったのかますます分からなくなる。
「次は、絶叫マシーンにする?それとも、お化け屋敷?」
「どうして、そのチョイス?」
「もっとドキドキしたいっていうか…」
「葉月?」
なぜか葉月先生はしゃべるのを中断して小学生くらいの少年を見つめていた。ショタコンなのだろうか?
「な、なんでもないの!」
「もしかして、甥っ子とかにバレたら恥ずかしいとか?」
「さすがに、身内はいないって思うけど、昔の仲間に知られたら終わるなー」
簡単にキスできたけど、多少は心配してるのを見ると教師という自覚はあるらしい。
「葉月が逆ナンで未成年者お持ち帰りの現場ゲットー!」
「ちょっと、美貴!」
なんと葉月先生と同じような派手なJK姿のスタイルのいいポニーテールの大人女子が突然スマホで撮影しだす。
葉月先生は僕と恋人繋ぎをやめて顔見知りであろう女性を追った。僕もそれに続く。
「二人共、喧嘩はやめてください!」
「どうして、この子の肩持つの?本物のJKじゃないよ!それどころか、JKの頃には仲良くショタ喰ってたし」
「美貴!」
「…先生」
「場所変えよっか」
なんだか遊園地で体験できるレベルのスリルを超えてしまってる。確かにこれ以上は往来で話すのはまずいので三人で多目的トイレに移った。
3人で中に入っても十分過ぎる広さがあって良かった。中から鍵をかけて改めて葉月先生と美貴さんの2人を交互に見比べる。
美貴さんは葉月先生より少し背が高くてモデルのよう。それでいて緩めの胸元ははっきりと谷間が見えて葉月先生同様相当の巨乳だ。

「えぇっと…」
「藤木美貴よ。葉月とは中高で同級生だったの」

葉月先生は悪い子じゃないんだけどね、と呟きため息を吐く。

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