僕の夏詩-七夕の奇跡- 11
「ま、まずいよ!」
キラトは身を捩り抵抗してみせたが、上からキラト自身をくわえこんだツバキの全体重がそれを許してはくれなかった。
「頂戴!・・中に・・お願い!・・キラトを私の中に!!」
ツバキはキラトの肩を押えこむと、懸命に腰を上下に動かしていく。
キラトは訳が分からなかった。
これではツバキが自分の子供でも欲っしているかのようにすら思えたのだ。
それでも、それを拒むだけの余力は、若過ぎるキラトにはもう無かった。
「ぁ!あああああ!!ぁ〜〜〜いぃ・・・!ぁぁぁ!」
猫のような裏返った声を上げたのは、ツバキでは無くキラトの方だった。
「だっ、だめだょ〜!でるぅぅぅ!!」
「キラト!きて!だしてぇぇぇぇぇ!」
ドピュ ドピュ ドピュルルルルル
「「あああああぁぁぁいくうぅぅぅ!!」」
ツバキは体を仰け反らして痙攣を起こした。
キラトはついにツバキの膣内で果てたが量が溢れすぎて外にまで噴射してツバキの上半身に精子が飛び散った。それも凄まじい量を出して
「まだ、ビクン、ビクンってしてる…」
キラトの射精は治まらず出し続いていた。
「うぅぅぅぅぅ…まだ、でるぅぅぅ!!」
ドピュ!ピュ!ピュ!!!ピュ!ピュ!!!ピュ!ピュ!!!
ピュ!ピュ!!!ピュ!ピュ!!!ピュ!ピュ!!!ピュ!ピュ!!!
こんなにもの量が出るのはキラトとて始めてだった。
ツバキの膣内から自身を抜き出した今でも、それは噴火のように勢いよく溢れ出し、その飛翔は天井にまで達しようとしていた。
「す、凄い・・キラト・・」
ツバキは朦朧とした意識の中でそれを見ていた。
キラトは暴れ回る大蛇を収めようと、その根を両手で必死で握り絞めている。
そして、僕の根は、ようやく落ち着きを取り戻した。
「キラト、ありがとう…あたしさ、キラトに初めてを捧げられて嬉しい…」
僕は顔を赤くして恥ずかしそうに答える。
「僕も嬉しいよ、ツバキ」
「…………こんな関係が続くといいな…」
「ん?何か言った?」
「………あっ、ううん!何でもない!それより授業が始まるよ!バレるとマズいからキラトが先に出て行ってよ。あたしは後から行くからさ」
「うん。わかった」
そして僕は保健室を出た。