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お嬢様と@ウィーン旅行
官能リレー小説 - 純愛

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お嬢様と@ウィーン旅行 78

「少しなら……眠っても良いわよ。」
お嬢様は優しい声で言ってくださった。
「お言葉だけ……いただきます……」
「え?」
「このまま眠ってしまいますと……明日の朝まで起きられないと思います。」
「ふふ。それも悪くないわね。」
お嬢様は僕の頭をまた撫で
「私はちょっと寝るわ。そうね……15分位したら起こして。」
と目を閉じられた。
「……でも……くっ付いててよね。」
目を閉じられたままお嬢様は仰った。


そろそろ15分だ。
「あ、あの……お嬢様?起きて頂けますか?」
「んぅ?」
「15分経ちましたよ。」
「うぅ〜ん……ごめん……このまま寝かせて……」
こっちの時間で9日の午前2時。時差ぼけが解消された為真夜中の感覚なのだろう。
「畏まりました。お休みなさい。」
「……うん…続きは明日の朝ね……」
お嬢様はそう仰ると、僕を強く抱き締め、そのままお眠りになった。
(僕も寝よう……)
……と思った僕が甘かった。
「あぁん……んふぅ……」
裸のお嬢様が僕に抱きついて来られる。眠れるわけがない。僕も裸のままなので、お嬢様の肌の感覚や体温が直に伝わってくる。
(お嬢様……離れて……)
いくら心の中で強く祈っても、お嬢様はエスパーではないので通じない。
「ん……好き……」
どんな夢をご覧になっているのかは存じ上げないが、お嬢様は更に強く僕を抱き締めた。
(あうぅ……出るぅ……お嬢様ごめんなさい……)
ドクンッ!
僕はお嬢様の美脚に向かって精液を発射してしまった。
「あんぅ……」
お嬢様が声を挙げられた。
(ギクッ……しまった……)
僕はお嬢様を起こしてしまったと思い焦ったが、
「んふぅ……」
お嬢様はそう言ったきりで何も行動をされない。気付かないフリをしてくださったのか、本当に寝ておいでなのかは存じ上げないが、とりあえずホッとした。
「あっあれ、動けない・・・・」
今のうちに寝ているお嬢様から離れて、お嬢様の美脚に付着した僕の精液を拭おうとするが、お嬢様から離れられなかった。
まるで、逃げたら許さないと言う感じであった、
(仕方ない…このまま寝よう。そして、謝るしかないな。多分凄くお怒りになるだろうな)
諦めた僕は寝る事にした。

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