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お嬢様と@ウィーン旅行
官能リレー小説 - 純愛

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お嬢様と@ウィーン旅行 31

「んん・・・・・・」
朝になったようだ。
「スゥ〜。」
今日こそはお嬢様を起こさないようにしなくてはお嬢様が寝不足になる。お嬢様はほとんど毎日7時間近く寝ていたのだ。それがこっちに来てからは僕と同じ睡眠時間しかとっていない。体調を崩しかねない。
「昨日の洗濯物は・・・・・・」
「んう・・・・・・あ、おはよう。」
「あ、また・・・・・・」
「ん?何?」
「お嬢様を起こしてしまいました。」
「別に良いわよ。」
「シェーンブルン宮殿に行くような用事もないわけですのでまだ少しお休みになられては?まだ6時前ですよ。」
「私が起きてると邪魔?」
「違います。しかし、お嬢様日本にいたころに比べて睡眠時間が短いと思います。」
「せいぜい1〜2時間でしょ?」
「しかし外国暮らしは疲れると思いますが。」
「大丈夫よ。」
「そうですか・・・・・・体だけはお大事にしてください。」
「気遣ってくれてありがと。」
「いえいえ。ところで朝食はどうされますか?」
「もうちょっとしてからで良いんじゃない?」
「そうですね。何か買って参りましょうか?」
「大丈夫。ホテルでいただきましょう。」
「そうですか。」
「君も忙しいみたいだし。」
「そんな事ないですよ。」
「だって洗濯物片付けてるでしょ。」
「これは仕事ですから。」
「そう。ありがと。」
お嬢様はそういいながら大きな背伸びをした。
「あ、もう起きますか?」
「ええ。」
「では少しはずしますね。」
「別に私の下着や体なんて昨日も見たんだから良いじゃない。」
「いえ・・・しかし・・・・・・」
「それとも何?私の体なんて見たくないの?」
「・・・・・・あの・・・」
「もしかしてさっきまで私の下着で悪戯してて私の顔を見れないとか?」
「そんな事・・・してません。」
「今のは冗談よ。信用してる。どうしてもいやならはずしてもらっても良いけど・・・・・・君は一応家族同然よ。」
「はい。わかりました。」
僕は部屋の中で洗濯物の片付けを続けた。
「と、その前にシャワー浴びてくるわね。」

「着替え終わったわよ。」
「あ・・・はい・・・・・・。」
「あ〜勃ってるぅ。」
「すみません・・・・・・」
「別に良いわよ。君もシャワー使う?」
「あ、はい。」
「終わったら教えて。それから朝食いただきましょう。」
「はい。」

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