それが男の夢見てた世界 42
「詩織さん、香織さん、気持ちよかったですか?」
「う・・・ん、もお・・・さいこぉ・・・♪」
「でもね、これよりもっと気持ちよくなることもできるんだよ?」
「もっと・・・気持ちよく・・・?」
意識のハッキリしない2人に、咲美とレイチェルの言葉は魔法のように詩織たちの心に染み込んでいく。
「そう。雅人お兄様と結ばれれば、今まで以上に気持ちよく、幸せになれるんですよ?」
「雅兄ぃのお嫁さんになれば、2人ともきっと幸せになれるよ。
すごいんだよ?雅兄ぃから赤ちゃんの素を、ここに出されると・・・♪
頭の中が真っ白になって、雅兄ぃのものになったんだって実感できるの。
一度でも味わえばもう抜け出せなくなっちゃうんだ。
雅兄ぃのお嫁さんになったボクたちが保障してあげる」
「さぁ、どうします?ここで終わりにします?
それとも私たちと一緒にお兄様のお嫁さんになりますか?」
・・・オレは2人の恐ろしいまでの手腕に、後できっちりと話し合う必要を感じた。
そりゃハーレム願望がないと言ったらうそになるが、下手をしたら島中の女の子たちを自分たちの仲間に引き込もうとする気がしたのだ。
何も知らない純真無垢な彼女らだからこその危うさだろうな、これは。
オレはそう自分に言い聞かせながら、詩織と香織にささやきかける。
この時点でオレも同じ穴の狢、だな。
「花織・・・?詩織・・・?もっと気持ちよくなりたいか・・・?」
「うんっ・・・!なるっ・・・なるぅっ!」
「わ、私もぉっ・・・!気持ちよくなりたぁいっ・・・!」
即答。あまりの快感に、男への恐怖をどこかへ置き忘れてしまったようだ。
願わくば一生それを忘れていてほしい。
でもここはあえて思い出させる。
彼女たちが一瞬の迷いで後悔しないように。
「そうか。でもいいのか?
これ以上気持ちよくなるためにはオレのお嫁さんにならなきゃならないんだぞ?
今ならまだ後戻りができるんだぞ?それでもいいのか?」
「は・・・いっ。かまいませんっ。あなたの・・・お嫁さんにしてくださいっ!」
「してっ♪してぇっ・・・♪
もっと気持ちよくなれるんなら、あなたのお嫁さんでも何にでもなってあげるからぁっ・・・♪」
2人は近づいたオレに抱きつき、両側から赤く火照った身体をこすり付ける。
ちょっと返事の内容に不安があるが、トラウマを忘れるほどオレを求めてくるんなら大丈夫だろう。
後はよけいなトラウマを作らないように思いっきり感じさせてやるだけである。
オレは返事の代わりに花織・詩織の秘裂に手を伸ばし、指を侵入させる。