それが男の夢見てた世界 41
オレはそんな2人の頭を優しく撫でてやる。
すると2人はうれしそうに目を細め、さらに奉仕に熱を入れる。
一方、ビアンカとナターシャに襲われた香織と詩織は、初めて味わう女の快楽に大いに戸惑っていた。
「あ・・・こんなところにまで雅人の精液ついてる。もったいない・・・チュッ」
「あッ!?お、お姉様、ダメッ!?私の乳首、そんなに吸わないで・・・っ!」
顔から精液をあらかた舐めとったビアンカは、今度は香織の乳房に吸い付いていた。
次々とつけられていくキスマーク。
お姉様と慕っていたビアンカを無碍に振りほどくこともできず、香織は快楽の波に翻弄され続けていた。
「ああっ・・・!だ、ダメよ、ナターシャ!そっ、そんなトコロ・・・っ!」
「どうしてダメですか?ここ、とってもいいニオイがするですよ?」
一方の詩織はナターシャに秘裂を舐め上げられ、悲鳴を上げていた。
今まで排泄くらいにしか使われなかったそこをなめられるという行為に、詩織は大いに羞恥を感じ、身悶えた。
そんな2人の様子を見て、オレの息子は再び力を取り戻し、咲美とレイチェルに短い悲鳴を上げさせた。
「きゃんッ!?お兄様のが・・・すごく・・・硬く・・・」
「あはっ♪雅にぃ、詩織と香織がすっごくほしくなったんだね?」
あっけらかんとしたレイチェルの言葉に、咲美が少し悔しそうに目に自分の身体を見ていた。
自分たちを前に他の女に反応したことが悔しいのだろう。
オレは2人の頭を撫でながら謝罪する。
「悪い悪い。あのコたちの分もたっぷりかわいがってあげるから、勘弁してくれ。な?」
「ホントっ!?雅にぃ、大好きっ!」
「約束ですよ、お兄様」
その言葉に心底うれしそうな笑顔を向ける咲美とレイチェル。
やれやれ、今日はろくに寝かせてもらえそうもないな。
オレは苦笑しつつ、詩織と香織に近づいていく。
2人を咲美たちの新たな姉妹とするために。
2人の姉妹入りが済んだら次は自分たちだと早合点した咲美とレイチェルは、息の合ったコンビネーションで詩織と香織をかわいがるビアンカとナターシャをうまいこと引き離す。
そこにはだらしなく四肢を広げ、荒い呼吸をつく2人の姿があった。
「ふ・・・はあぁ・・・♪」
「すご・・・すごいのぉ・・・」
その瞳は焦点が合っていない。・・・ちょっと助けるのが遅かったか?
オレがビアンカたちの手腕に苦笑していると、咲美とレイチェルが朦朧としている2人に優しく甘くささやきかける。