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それが男の夢見てた世界
官能リレー小説 - その他

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それが男の夢見てた世界 4

「ちょっと!!誰かいないの!?」
彼女達は小屋に群がり人影を探すが、どうやら誰もいないみたいだ。
まぁ、周囲を見れば、人が生活していた気配が見られないので、俺はすぐにわかったが。
「そんなぁ〜〜〜・・・本当に、誰もいないの!?」
「じゃ、じゃあ、やっぱりここって、無人島なの!?」
「ヒック・・・お家に・・・お家に帰りたいよ〜〜〜!!」
一人が泣き出すと、他の娘達も堰を切ったように泣き出した。
「ねぇ、みんな!…ここ見て!…なんか書いてるよ!」
泣いてた女の1人が壁を指差してそう叫んだ
そこにはこう記されていた

今これを読んでいる者がいるのか分からないが、我々が調査した結果と注意をここに記す。
まず、お前の今いるこの島は、外界からは見る事が出来ないようだ。
1月前、この島の10ヤード先に我々の味方の船が横切ったが、彼らは我々の叫びが聞こえないのか、そのまま行ってしまった。
その原因として、我々のうちの1人が気になる一言を言った。
この島は魔力の様なもので外界から隔離されているのではないか
あの塔が何か関係しているのではないか
確かにあの塔からは何か不思議な力を感じる時がある。
しかもあれはダイナマイトを使っても破壊することができないくらい固い物質でできている。
あとこれは必ず覚えておけ
この島の植物はほとんど食用になるが、どれも媚薬効果のようなものがあるため、注意して食す事
我々は皆男だが、そのために男同士の交わりが、あちこちで頻繁におこってしまった。
私はもう疲れた

母さん、生きてまた逢いたかったけど、もう生きる元気がなくなった。
さようなら

9.16.1856
ジェフ・アルベルト
文字はラテン語で書かれていたが、俺は幸いにも何とか読む事ができた。
少女達の中にはラテン語が読める者がおらず、皆首を捻っていた。
なかなか刺激的な内容だけに読めないのは良かったかもしれない。
読めたらパニックになりかねない内容だし、ここは俺も読めない事にしておいた方がいいかもしれない。
「それより、嵐が来そうだ……みんな中に入った方がいい」
俺は話題を変えるようにそう言った。
……皆、不安そうな表情で小屋の中に入る。
リーダー格の女の子がみんなを励ましているが、やはり不安を拭うのは並大抵ではない。
しかし、ビキニ姿の中高生……皆美少女で発育も抜群、しかもお嬢様ときている。
大変な事に、殆ど生活感無さそうだ……綺麗なのや可愛いのはいいが、苦労しそうだ。

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