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それが男の夢見てた世界
官能リレー小説 - その他

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それが男の夢見てた世界 3

まず、ボートの備品のサバイバルナイフとロープを取る。
手頃な棒にサバイバルナイフを俺のリュックの中に入ってた番線で縛り槍のような物を作る。
女の子達は怪訝な表情をしているが気にしない。
「さてと、お嬢様方……自分の荷物とこのゴムボートをみんなで担いでついてきてくれ」
「なっ?!……あなたがやればいいじゃないの!!」
リーダー格の女の子が怒りの声を上げる。
「死にたきゃいいんだぜ……また嵐になりそうな気配だ、ボートが流されたら生存するカードが一枚減るぜ」
そう言いながら作った槍で森の入り口の下草を刈っていく。
「なんて事をっ!……わたくし達に力仕事をさせようなんて不遜もいいとこですわ!!」
「じゃあ、誰か蛇に咬まれる危険を冒して下草刈りするかい?……それとも、嵐が来ても浜に居座って流されたいかい?」
俺は少女達を見渡すと、皆黙ってしまった。
若干状況が分かってきたのと、俺が彼女達の周囲にいた人間のようにちやほやしてくれないのが分かってきたようだ。
彼女達は明らかに嫌そうな表情をしていたが、渋々ながらも俺の言う通りにし、後を着いて来た。
だが、森に入って5分も経たない内に、
「・・・ちょっと!!少し、休みませんこと?」
そんな事を言ってきた。
俺は呆れた。
「・・・・・・冗談だろ?」
「こんな事、冗談で言うわけないだろ!!あたし達は男のあんたとは違うんだよ!!」
そう言ったのは、ショートカートの女だ。すらりと細い手足の持ち主で、これまた美人だ。少し吊り目がちの目が俺をキッと睨みつける。動物に例えるなら、野良猫といった所か?
その女がそう言うと、俺が何か言う前に他の娘達が地面に座り休み始めた。俺はそんな彼女達の態度に徐々に、イラつき始めていた。
「・・・・・・勝手にしろ」
俺は彼女達を置いて、先に進む。すると、森が開けた所に大きめの小屋が見えた。
「小屋だ!!」
俺は思わずそう叫んだ。すると、今まで休んでいた彼女達は、我先にと小屋に駆け寄る。
・・・・・・おい。疲れて休んでたんじゃないのか!?

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