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妄想少女
官能リレー小説 - その他

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妄想少女 32

もちろん私は娘だからそれ以上のことは起こらないけれど。
まあ、これがお外だったらそのあとのことだって大いにあり得るのだろう。

それが父、今井田悟志という男である。

歳の割にチャラいしちゃらんぽらんなところがあるけど仕事はできる人で会社じゃ役員クラスだっていうし。
欲しかったものは結構買ってもらえたし。

まあ母もこの父が「嫌い」というところまではいっていないのはわかる。

母がお風呂から上がるまで父の晩酌に付き合う。
後半になると腰を抱く力が強まり、密着度合いが増してくる。
私がおっぱいを押し付ける形になると凄く満足そうな顔になっているのは娘に欲情してると言うより、単に女好きだからだと思う。
しかし娘相手に何やってんだかと思うが、これも何時もの事だ。
多分、自分の好みの女とこんな事をしたいタイプだけど、母は絶対しないから娘にしてるんだってのはあるんだろう。
母が父を嫌いでないのは分かっているが、父が何で母と結婚したのかは色々謎だ。

そして母がお風呂から上がると父が入りに行く。
夫婦であるが風呂に一緒に入る事も無ければ、部屋自体も別々である。
そんな所も仮面夫婦らしいと思ってしまう。

父がお風呂に行くのを横目で見送った母は、リビングのソファーに腰掛ける。
そこでバスタオル一枚だけで髪を乾かす母・・・
アラフォーなのに肌艶も綺麗でスタイルも保っている。
その辺りは凄いなと思っている。

「いい下着を買ったら、次は男を紹介しに来なさいね」
「それはちょっと早いかなー」
「何言ってんの、中学生ならもうそういう年齢なのよ」

優馬をあなたに紹介したら絶対食べちゃいそうじゃない。 
そんなツッコミは心の中にしまっておく。

時々何気ない会話をしている間に父がお風呂から出てきて、最後に私がお風呂に入る。

一応、優馬との行為後にシャワーは浴びているが、時間が無かったので行為の名残りを洗う程度だった。
だからお湯に浸かりたくてもう一度と言う訳だ。

と言う事で身体を洗い湯船に浸かる。
股間がちょっと滲みるのはまだ行為に身体が慣れていないからだろう。
結局、私をイカせて自信を持った優馬のセックスは激しいものになったし、それは慣れていない身体に少し負担だったのかもしれない。
だけど、優馬にはそう言うセックスを続けて私を支配できる男になって欲しい。
だから、この少し滲みた痛みもポジティブに捉えていた。

「ふぅ・・・」

やっぱりお風呂で浸かると自然とそんな声が出てしまう。
セックスの疲労感は結構あっただけに、お湯の心地良さが身に染みる。
私は結構疲労感あったのに、出なくなるまで撃ち尽くした優馬の方はケロリとしたものだった。
やっぱり男の子だからタフなのか・・・
それとも優馬自身が実は性豪なのか・・・
よく分からないが、素晴らしい事だと思ったのだ。

1日の疲れ、何度もセックスして感じた気だるさが取れてスッキリした気分でお風呂を出る。
リビングには父も母も姿はなく、それぞれの寝室に篭ったのがわかる。
私がいないと会話もないのかと思うと寂しい気はする。
でも私がとやかく言うことじゃない。
大人ってのはいろいろ難しいんだな。

私も部屋に入って、その日はぐっすり眠れた。

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