妄想少女 39
「元からっ!私っ!おかしいのぉっ!・・・お外でセックスしてぇっ!悦ぶ女なのぉぉっっ!!」
「はい、よくできました」
悶え狂う私に優しい言葉。
ズンズン突きながらの優しい言葉に私はまた悶える。
「変態で淫乱なすずは僕のモノだよ・・・これからもっと変態な事してあげる」
その瞬間、結構強くイッた。
なにそれ、プロポーズより強烈だよ。
優馬が私を呼び捨てしてくれた上に、私の性癖に合わせてくれるなんて・・・
幸せ過ぎて気を失いそうだった。
「ああっ!嬉しいぃっ!優馬っ!好きっ!好きぃっ!」
「ふふ、じゃあ、ご褒美に中に出してあげるよ」
優馬の突き入れが力強くなる。
華奢でも男の子。
やっぱり女子に無い力強さがある。
それに肉体やチ◯ポのデカさは関係無く、優馬の態度に男らしさを感じて私は限界を迎えた。
「ンアアァァァッッッ!!イクッ!イクのおぉぉぉつっっ!!!」
私が上り詰めた瞬間、優馬も中に放出してくる。
それで更に二段目の絶頂を私は味わう。
一瞬意識は飛んだが、ジェットコースターの下りのような感覚で引き戻される。
「はぁはぁはあ……すごい。すごいよ優馬…」
「すずちゃんがエッチだから僕に火をつけてくれるんだよ」
今度は向かいあってチュッチュしあう。
優馬に駅弁してほしいんだけど、そこまでの腕力を期待するのは酷なのかなとも…
その後、スカートだけ穿いた私は、土手で優馬と並んで座っていた。
「ご主人様な優馬、カッコ良かったよ」
「カッコいいかぁ・・・」
少し照れたような顔の優馬。
多分言われた事ないだろうとは思う。
「ママやおねえから可愛いって言われる事はあるけど・・・最近は妹にも・・・」
そりゃそうだろう。
普段の優馬は可愛い以外の何者でもない。
「それが嫌?」
「嫌じゃないと言うか・・・喜んでくれるからいいかなって・・・でも、僕は男だし・・・」
その辺りは葛藤してるんだなぁと思う。
私も優馬が可愛いと思うし、ついつい言いそうになるしね。
「優馬は立派な男・・・いやオスだよ・・・私、完全にメスにされてるもの」
「僕をそうしてくれたのはすずだから」
呼び捨てして真っ赤になる。
やっぱり可愛いじゃないか。
「こらから私にはご主人様としてオスとして振る舞えばいいじゃん・・・そうすればきっと優馬はもっとカッコ良くなると思う」
「ありがとう・・・」
真っ赤な顔と照れる仕草が可愛い。
確かに道のりは長そうだけど、意外と素質もありそうな気はしていた。