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妄想少女
官能リレー小説 - その他

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妄想少女 30

「………………。んっ?」

しばらく意識が落ちていた。
気がつくとベッドの上で毛布が被せられていた。
優馬が気を使ってくれたみたいだけど、場所知ってたのか。

「すずちゃんあの後まったく動かなくなっちゃったから、心配になって…」

そう言う優馬に私は抱きつく。

「優馬凄い・・・私、何度もイカされちゃったよ」
「ほんと?!・・・そうだったんだ・・・」

凄く嬉しそうな優馬。
やっぱり男子として女子をイカせれるのは嬉しいんだろう。

「優馬のチ◯コ・・・凄く頑張ったんだね」

私はその竿に手を添える。
まだカチカチに硬くて熱い。

「僕でも・・・できたんだ・・・」
「だって、優馬は私をモノにできたんだから当たり前だよ」

これで優馬のコンプレックスが消えてくれるといいと思う。
そして何より・・・

「もっとだよ優馬・・・私をイキ狂わせて支配してくれるよね?」
「うん・・・もう僕の事しか考えられないぐらいイキまくらせてあげる」

優馬の言葉が嬉しくて、ギュッと抱きついて唇を重ねる。
身も心も優馬に支配される・・・
それは本当に幸せな事だ。


結局その後も優馬とイチャつきながらたっぷり愛され、イカされて幸せな時間を過ごした。
危うく親の帰宅時間を忘れかけて、優馬を慌てて着替えさせて帰らせたくらいだ。
次からは気を付けないと。

母が帰ってきたのは優馬が家を出て15分後のこと。
どこかですれ違ったのかとか心配になるけど、今日はそれはなかったみたいでホッとする。

そんな母に今日は話しておかないといけない事があった。

「ふーん・・・ブラの買い替えねぇ」

そうである。
ブラのサイズが窮屈になってきたから買い替えしなきゃならないようになった。
次はいよいよEカップのブラだ。

「はぁ、全く・・・男にでも揉ませまくったのかしら?」

こう言う人だ。
娘に対してもこう言う事が言える人だけど、まだ娘に関心を持ってくれるだけマシだとは思っている。

「あなたの遺伝だと思うのですが・・・何か心当たりでもおありで?」

こう言う時は棒読み返し。
向こうがニヤッと笑うのも何時もの事で、これがうちの母と娘の会話だった。

「揉ますなら金持ってる男よ、同級生の青臭いガキじゃなくてね・・・学生の価値は高いんだからね」
「あなたの男性遍歴を参考にする気は無いのですが」

本当に母親かってぐらいの事を言うが、こう言う親なのだ。
なので私も棒読み返しでそう言うが、言われてニヤニヤしてる辺りが大人の余裕なんだろう。

「私の遺伝なら、いいオトコ捕まえろって事よ」
「いいオトコとは旦那様の事で?」
「当たり前よ、金稼ぐしね」

我が母、今井田怜。
所謂アラフォーという年齢に差し掛かるお方だが、見た目も中身もまだまだ若い。たまに思考回路がガキみたいなことすらある。
金稼ぐ男を捕まえろ、という反面自分もかなり才能ある人で、相当稼いでる気がする。

そして、母の好みのタイプの男だが、うちの父とは違う、なんなら言ってしまえば真逆のような男が好みなのを私は知っている。

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