妄想少女 29
「それは・・・ちょっと・・・」
流石に躊躇する優馬。
それはおいおいって所だけど、それぐらいのプレイで私を支配して欲しいなんて思う。
「じゃあ・・・どうぞ」
「う、うん・・・行くね」
私が促すと、尻叩きではなくチ◯ポを挿入してくる。
「んあぁぁぁ・・・」
あっ、結構キテる。
さっきより快感が大きい。
「んあっ?!」
ズコって根本まで入った瞬間、軽く跳んでしまった。
いやこれ、ちょっとセックスらしくなってきたかもって思った。
「もしかして・・・すずちゃん、イッた?」
優馬の声は気遣う・・・
ではない。
これは、私をイカせたと期待した声だ。
もしかして・・・
もしかしてだけど、私をイカせたかもと言う事が優馬を覚醒させるかもしれないと何となく思ってしまった。
「う、うん・・・ちょっとイッた・・・」
そう言うと、ズコッと同じ強さで優馬がピストン。
「んいぃっ!」
正常位より遥かに気持ちいい。
何より、優馬が私をイカそうとしてる事に背中がゾワゾワしてくる。
これは、優馬がオスの本能に目覚めるかもしれないのだ。
「すずちゃんのナカ、とてもあったかくて気持ちいいよ」
徐々に興奮していってる優馬の嬉しそうな声がいい。
その感じで私をどんどん支配してほしいんだ。
「いい、んあっ、もっと、パンパンしてっ!」
乗らすまでに時間はかかるが一度乗ってくれたら止まらないのが優馬さんだ。
私の腰を掴んでガンガンと腰を振ってくる。
結構激しい動きだが、思った以上に気持ちいい。
正常位だとオナニーと比べて半分ぐらいの快感だったかもしれないが、バックだとオナニーに近いぐらいの快感がある。
ただぶっ飛ぶ程の快感は感じてないから、これは慣れの部分もあるのだろう。
「あっ、いいっ、いいっ、いいよぉっ!」
「すずちゃんっ、気持ちいいっ?気持ちいいのっ?!」
優馬は突きながらも私が気持ち良いのかをしきりに気にしている。
やっぱり男子って女子をイカせてナンボとか思ってる所があるのと、チ◯ポにコンプレックス持っているからかなと思ったりもする。
自分でもちゃんとイカせれるんだと言うのが自信になるんだろうし、それで優馬が男になってくれるなら大歓迎だ。
「優馬っ、優馬っ、凄いっ、凄いのぉっ!!」
気持ちいいし幸せだから声も自然に出せてる。
その声に更に優馬が興奮してくれているのもいい。
「すずちゃんっ、すずちゃんっ、凄く気持ちいいよっ」
「あぁん、あぁっ、私もぉ!気持ちいいよぉ!!」
お互いに意識がシンクロしてる感じがいい。
やっぱり優馬を好きになって良かった。
男のナニはデカさより愛だ。
「んぁああああぁぁっ」
またイッた。
でも優馬がイってない。
優馬の突きが早くなっていく。
思ったより長持ちした優馬だけど、もう限界は近いみたいだ。
そして一度イッた私も、それに合わせてまたイケそうな波が来ていた。
「んああぁっ!いいっ!いいよぉっ!!」
叫びながら感じる違和感。
全身がゾワゾワしてきて、何かが来る感じ・・・
いや、何処かに飛ばされてしまいそうな感覚と言う方がいいかもしれない。
今でと違う波が来ている感じがしていた。
「すずちゃんっ!もうっ!出るっ!だっ、出すよっ!!」
「きてぇぇっっ!!・・・私のぉっ、膣内にぃぃっ!!・・・出してっ!出してぇぇぇっっっ!!!」
私の膣内で優馬のチ◯コが破裂するように精液を吐き出す。
その瞬間、ズーンと何かが脳天までを突き上げ、私の視界が真っ白になる。
脳が感じてるこれは快感だろう。
オナニーの比ではない強烈な快感は、まるでジェットコースターのような落下速度で私を落としていく。
「んひいぃぃぃっっっ!!!」
叫ぶ。
ただ、叫ぶ。
こんな快感、初めてだった。