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妄想少女
官能リレー小説 - その他

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妄想少女 19

股間はとっくに麻痺して感覚が鈍いのに、頭の中に脳内麻薬とやらがドバドバ出てきて私はこれまで経験した事が無い快感を感じていた。
毎日のようにやってるオナニーの快感とは全く違う・・・
アソコだけが気持ち良いオナニーと違って、身体全体が性器になったように感じ初めていた。
股間に残る鈍い痛みですら快感であるかのように感じ、あれほど違和感しかなかったぺ◯スの出し入れも同じく快感であるかのように感じてきていた。

もし、これで私が慣れてきてアソコも快感を感じれるようになれば・・・
そうなれば、優馬のチ◯ポ無しに生きれなくなる予感がしてきた。
それはとても幸せな事なんだろう。

「ひぃっ、ああっ、ひいぃっ、うあぁぁっっ!」

言葉が出ない。
脳内麻薬が私を阿呆にしている。
勝手に涙が溢れ、私は喘ぎ悶える。
優馬はそんな私を気にする事も無くガンガンと突いてくるのだが、本当にそれが幸福感で頭の中が真っ白になっていく。

「んっ!んああああああああーっ!!」

もうどうにかなってしまいそう。
それでも優馬のピストンは止まらない。
私ももう、このままでもいいや、と思う…

「すずちゃん!行くよ!」
「あああああああああああっ!?」

優馬の言葉とともに激流に飲み込まれるように、私は意識を失った。

一瞬意識を持っていかれたのは、快感の波に飲まれたからだろう。
だけど、再び優馬が腰を振り始めて意識が一気に引き戻された。

アソコが火傷して溶けているのかってぐらい痛くて辛い・・・
でも同時に幸せだった。
このまま焼け死んでもいいって思うぐらいだった。

そこからの私は天国と地獄を同時に味わうような・・・
優馬に突かれる度に悶え叫んでいた。

そして声が枯れた頃・・・
力尽きたように優馬が私からチ◯ポを抜いて、私の横にドサリと倒れる。
優馬も精魂尽き果てた顔をしていた。

お互いボーッと顔を見つめ合う。
もう何もする気力が湧かない。
限界まで身体を求め合った結果がこれだ。
私は何故か凄い達成感をこれに感じてしまっていたのだ。


お互い動き出したのは、外が暗くなってからだった。
股間の感覚は鈍いと言うか、何故かまだ中に何か入ってる感触が残っている。
そして足はガクガクでまともに歩けていない。
優馬も多少ふらついていたが、まだ足は私よりしっかりしていた。

幸いというべきか、父も母も帰りが遅くなると連絡が来ていた。
その理由は当然ながら教えてはくれないが、お互いに違う男女と会って…だろう。
私がとやかく言う立場じゃないから、気を付けてちゃんと帰ってきてね、と返信した。

「ごめんね、すずちゃん」

ヤリきった優馬はあのケダモノぶりがウソみたいに大人しくなっていた。

そんな優馬に顔を寄せる私。
そして・・・

「ひゃぃっ!ひゃにっ?!」

思い切り両手で優馬の頬を摘んで引っ張ってやった。

「ふーん・・・優馬にとって、私を自分のモノにするのは謝罪するような事なんだ?」

私の冷たい言葉と引っ張られた頬で優馬はひよひよしか言えてない。
自分がモノにした女にごめんなさいは無いだろうと思いつつも、正直な所は優馬らしいとは思っていた。
でも、そうじゃないんだ。

「優馬が罪悪感抱えてるうちに、横取りされちゃうかもね、私・・・」

そう言い頬から手を離すと、優馬が結構狼狽えてる。
そんな所も凄く可愛いんだけど、もう少し自分がオスだって認識して欲しい。

「そんなっ!駄目だよっ!駄目っっ!!」
「なら、謝罪なんかせずに私に感謝を求めてよ・・・優馬のモノにして貰ってありがとうって言えと」

優馬なら絶対言わない言葉を求めるが、最初が肝心だと思う。
あれだけオスを見せた優馬なのに、ここで謝ったら初体験良かったで安穏としそうだ。
そんなの嫌だ。
私はとことん優馬にメスにされたいのだ。

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