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妄想少女
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妄想少女 17

「すずちゃんは僕のモノだっ!僕だけがすずちゃんをこうやっていいんだっ!誰にもっ!渡さないよっ!!」

その言葉が聞きたかった。
それだけで胸がキュンキュンしてイっちゃいそうなくらい嬉しかった。

「ああ、ああっ、もっと!もっと犯してっ!私は優馬だけのモノなんだからっ!優馬の手でメチャクチャにしてえっ!」

優馬の腰遣いが乱暴になる。
なのに痛みはどんどん和らいでくる。

そうなってすぐに快感でアンアン言い出すかと言えばそんな事は無い。
むしろ痛みに麻痺してきた的な和らぎ方だ。
快感もあるのかもしれないけど、『あっ、何か変な感じ』と言ったフワッとしたもの。
セックス=快感って感じにまだなっていない。

それでもいい。
優馬と一つになれてると言う事実に対する幸福感が半端無い。
このまま壊されてもいいと言うぐらいのこんな感覚になった事が無かった。

「ああっ、優馬っ、もっと、もっとぉっ!!」

だから私は貪欲に求め続ける。
確かに痛みは和らいだ。
ただ快感を感じてるまでは行かないし、股間に異物が入ってる違和感は凄い。
でも、求めれずにはいられない。
もっともっとして欲しいとしか考えれなくなっていた。

このまま永遠にされていてもいい・・・
なんて思っていた私より先に優馬の限界が来た。

「んあぁっ!すずちゃんっ!出るっ!出ちゃうよぉっ!!」

その言葉に背筋がゾクゾクしてしまう。
待ちに待っていたものが来るのだ。

「あああっ、いいよっ!そのままっ、私の中にっ、優馬のせーえきっ、出してっ、出して出して出してっ!!!」

欲望を、待ち焦がれていた欲望を、はっきりそのまま口にする。

「すずちゃん、そんなことしたら…」
優馬が中出しを躊躇うのは妄想と一緒。

「欲しいのっ!優馬の私の中にっ、私を優馬のモノにさせてっ!!」

私の懇願に優馬は少し遠慮がちになりながらも腰を振っていく。

「ああっ、僕もっ、僕もイキそうっ!」

だけどその内、優馬の限界も近づく。
すると遠慮がちだった腰つきも遠慮なく荒々しいものになっていった。

やはりこうでないと・・・
欲望のままに私を求めて欲しい。
それは優しくされるより嬉しいのだ。

「ああっ、来てっ、来てぇっ!!」
「うんっ!イクっ!イクよっっ!!」

優馬がズンと突き、膣内で破裂するような感触。
子宮に何かが入り込んでくるこの感触・・・
これが射精なんだと頭より先に身体が理解して、勝手にアソコが収縮する。
気持ちいいかどうかは分からない。
でも、幸福感はあった。

満足そうな優馬。
放出し終えたチ◯ポはまだ膣内にあるが、力を失っていた。
でも、これで終わったと思って欲しくない。

「優馬・・・」

何か言いかけた優馬を指で制する。

「まだ終わっちゃ駄目だよ・・・まだ私は優馬のモノになりきっていないんだから・・・」

エッと驚いた顔の優馬。
その優馬に私は甘く満足した顔でなく、真剣な顔を見せる。

「こんなもんじゃ、私・・・デカチンに取られちゃう」

それは優馬にとって禁句的なワード。
最も優馬が恐れる言葉だ。

「そんな・・・」
「一回で満足しちゃ駄目・・・徹底的にモノにしないと駄目・・・」

正直、2度目は辛い。
痛みは引いたとは言え、慣れてないのがこんなに辛いとは思わなかった。
でも、一度で終わったら駄目だ。
単なる甘いカップルなら軽いイチャイチャでいいけど、それは私の望みではない。
優馬に欲望の限りをぶつけて欲しいし、私もぶつけたい。
そんな関係になりたいのだ。
だから辛くても2度目を求めたのだ。

「でも・・・すずちゃんが・・・」
「その気遣いしてる間にデカチンに取られていいの?」

そう返すと優馬は言葉に詰まる。
優しい・・・本当に優しいと思う。
でも、優しさだけじゃ駄目だって事に気付いて欲しい。

私の言葉に身震いしていた優馬だけど、私の膣内のチ◯ポがムクムクと勃起してきたのを感じた。
優馬のチ◯ポは本人の気持ちとは正反対に、私と言うメスを支配する方法が何かを理解したみたいだ。

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