燃え上がる赤い宝石 2
必死に抵抗しながら謝るセリカに、魔法使いのブランシュが励ますと、シルヴィオは神官のジョゼットとブランシュの両方に、拘束具から電撃を浴びせた。
「犯さなかったら、このまま電撃を流し続けてどっちかに死んでもらうぜ?」
「くっ…」
「わかったわ、セリア、私を…犯して」
覚悟を決めたらしい、そんな小さくも力のある声でジョゼットは自分を犯すよう求めた。
「そうこなくっちゃな」
「ごめんよ、ジョゼット……」
シルヴィオが、セリカの体の操作をやめた。今度は自分の意志で、ゆっくりとセリカがジョゼットの元にたどりついた。セリカは勃起したまま涙声になっている。
「せめて濡らしてあげるから」
「う…」
セリアは、仲間を少しでも濡らしておこうと、あちこちを優しく愛撫する。
「女同士の愛撫ってのも乙なもんだな」
シルヴィオの声が不愉快だったが、二人はあえて気にしない事にした。二人の横で、ブランシュも申し訳なく、また悲しそうに見守っていた。
「もう大丈夫、そろそろ、来て」
ジョゼットは、少し上気した顔で言った。セリアは彼女の顔を見たが、何も言えず、一度黙礼すると、ジョゼットのマンコに自身のデカチンをずぶずぶと押し込んだ。
「うっ…はぁん……」
どうやら処女ではないらしい。セリアは、いたわるようにゆっくりと、気遣いながら腰を動かす。
「ああ…はぁ…」
「ジョゼット……ああ…」
どちらも気持ちよさそうな、だが無念そうな声を上げている。じゅぶ、じゅぶと淫らな水音と、彼女達の声だけが牢内に聞こえていた。
ブランシュは、申し訳なくて目を背けていた。
「なかなかエロくて可愛いじゃないか。もう少し激しくヤれよ」
シルヴィオが注文を付けるので、セリアはやむなく腰の動きを速くした。
「あ、ああ…あん…」
「ごめんよ、ジョゼット」
異常な状況に、セリアのデカチンはいつも以上に激しく勃起している。いつ射精してもおかしくない。ふたなりは生殖力が強く、子供ができやすい。
「外に出したら、承知しないぞ」
「そんな…私の足が!」
シルヴィオは、セリアが腰を離せないようにジョゼットの両足を操作し、セリアの腰をホールドさせた。
「ああっ、ジョゼットっ、出るっ!!」
「ああ……」
ジョゼットに思いっきり押し付けたセリアの腰が、何度も震える。
絶望感にとらわれながら、ジョゼットはセリアの子種を受け止めていた。
シルヴィオは絶頂状態にあった。しかしそれはすぐに突き落とされることになる。
「見張りが何をやってるんだ?」
「うっ!」
親玉の声が聞こえた時には遅かった。シルヴィオは背後から軽々と抱え込まれてしまう…。
「お前、新入りのシルヴィオか? こんな夜中に何してやがった」
「あぐぅ!……いえ、その……ちょっと散歩を……」
親玉は目の前で行われているふたなり交尾を見ながら言う。
「ほう、そうかい。まぁいいさ、俺もちょうど暇を持て余していたところだ。一緒に遊ぼうぜ」