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奇跡の男と牝奴隷たち
官能リレー小説 - その他

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奇跡の男と牝奴隷たち 84

「そうか、おいしいか。じゃあ、今度は俺がいただくとするか」
まだしゃがんでいるマリーナを立ち上がったアベコウキが床に押し倒した。上着をめくりあげると、下着をずらして乳房を露出する。
「コウくんっ、あっ、おっぱい飲むつもりなのぉ、そんなに強く吸っちゃ、あんっ、あっ、んあっ、噛んじゃらめぇ、んっ、あぁっ、ひゃあぁん!!」
マリーナの全身に甘美な快感の痙攣が走った。アベコウキの口の中に左乳首から噴き出したミルクが、右の揉まれている乳房も震え、乳首からぴゅっびゅっ、とミルクが噴き出している。
アベコウキは右の乳首にも吸いつくと、さらに乳房を揉んで全部搾り出した。
「まだ出そうだなぁ、乳首がまた勃ってる」
「はぁ、はぁ、はぁ……もう出ないからぁ、これはコウくんがいっぱいしゃぶったからだもん、もぅ、恥ずかしいから言わないでぇ」
細い腕でマリーナが乳房をそっと隠す。
アベコウキがマリーナに唇を重ねる。マリーナの口の中に、ミルクの甘さがさし込まれた舌から広がっていく。
ぴちゃ、れろっ、んくっ、んんっ……。
キスで舌を絡めあいながら、マリーナが陶酔の余韻を感じながら目を閉じていた。
マリーナと女神ラーダが融合して、マリーナから神酒と呼ばれるミルクが出るようになったので、アベコウキはミルクを出させてマリーナを恥ずかしがらせるのが楽しいようだ。
絶頂すると射精するようにミルクを噴き出すので、絶頂したのがわかりやすい。
絶頂しきらなくても、体が快感にぶるっと小さく痙攣することはある。それを絶頂したと勘違いすることもあった。
目を閉じてアベコウキが確認するとまだ絶頂ではなく軽くイッただけだったり、快感が走っただけだったりだったのがわかった。
ミルクが噴き出すようになって、たとえば軽くイッた状態だと乳首の先にじわっと小さくミルクの粒がにじみ出ていたりするのも、今までのマリーナにはなかった反応なので、アベコウキはおもしろがっている。
このミルクは美味なだけではない。飲むとHPとMPを睡眠しなくても、しっかり回復してくれる。
アベコウキは、マリーナの乳房や乳首を愛撫するときに、手のひらや指から微弱な放電を魔法で行って快感を与えていた。
女神ラーダとマリーナを融合させるときに射精の止まらない自分のものに、稲妻の魔法をまちがってかけてしまった。MPが不足していて、マリーナを感電させて黒焦げにすることはなかったが、快感を与えるのに効率のよい方法を見つけたのだった。
微弱な放電の魔法で消費したMPをミルクで回復させていた。
魔法知識の豊かな賢者から、能力値が異様に高い神の王となり、現在はなぜか少年の姿という状況で、知識と能力はあるがどのように使いこなすかというところを、アベコウキはマリーナとセックスしながら少しずつ慣らしているところなのだった。
クリトリスや乳首など敏感な部分に微弱な放電で刺激されたり、挿入した膣内に放電されると、感電した痙攣が、絶頂の痙攣を誘発する。
絶頂の痙攣でなくても、自分の体が痙攣することで絶頂したと思い込んだ瞬間に、本当の絶頂に誘発されてしまうのである。
いちいち能力値を変更して気が散るよりも魔法で微弱な放電を起こしたほうがセックスに集中できる。さらに女神ラーダのように欲情を抑制できる相手でも、放電で感電する痙攣の反応を感じないわけではない。痙攣を絶頂の反応と感じたら、もう抑制はできない。

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