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奇跡の男と牝奴隷たち
官能リレー小説 - その他

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奇跡の男と牝奴隷たち 80

この状況の中で、アベコウキはただ座ったまま静観していた。
コレットが自分の子を妊娠したとジョエルが思っているのは、ジョエルが旅の途中でコレットとセックスしていたからだが、コレットは自分の生まれた村に帰ってくると、ジョエルが仕事をしている間に、同じ村で育った雑貨屋の息子と関係を持っていた。
雑貨屋でジョエルが仕入れや注文を受けて他の村から買いつけたものを取引している間は、コレットは村に一軒しかない宿屋の部屋にいる。
雑貨屋の息子デリックが宿屋にやって来て、コレットを連れ出し、自宅の部屋でコレットを抱く。二階の部屋から雑貨屋の商人を保管している小屋のそばにまだ旅商人ジョエルの荷馬車があるのが見える。
デリックはコレットの片脚を上げて、肩にかけたまま、コレットの膣内に勃起したものを夢中でこすりつけていた。
「なあ、コレット、あのおっさんのと、俺のならどっちがいいんだ?」
突かれるたびに体を揺らされているコレットが、あえぎまくりながら、犯しているデリックに答える。
「デリックのがいいの、あぁ、ひさしぶりにデリックとすると、すごく感じちゃうっ、あっ、もっと激しくめちゃくちゃにしてっ!」
デリックは体位を変えるためにコレットの股間から愛液まみれのものを抜き出すと、かついでいた脚をおろした。
デリックが仰向けに寝そべり、欲情したコレットがデリックの腰の上にまたがる。
「あぁっ、あっ、あぁん、デリックっ、あんっ、気持ちいいよぉ、あぁぁん、あっ!」
デリックが手をのばして、コレットの小ぶりな乳房を手につつみ揉みしだく。
コレットが腰をくねらせて、挿入されたものを感じている。
「あぅっ、あぁっ、んあっ、デリックぅぅ、わたし、もぅ、あっ……あぁぁん……あっ……ああぁっ!!」
デリックがベッドをぎしぎしと激しく鳴らしながら、腰を突き上げて、コレットから主導権を奪う。
デリックの両手がコレットの腰をがっつりとつかむと、膣内に熱い精液を噴き上げた。
「もうお仕事終わった?」
コレットは荷馬車に戻ってきたジョエルに近づいて声をかける。
「宿屋でのんびりしてればいいのに」
「だってぇ、一人でジョエルを待ってるの、さみしいんだもん」
とわざと甘えた口調で言う。
雑貨屋の息子のデリックはコレットとのセックスに満足してベッドで全裸のままで寝そべっている。
荷馬車の荷台にコレットが乗り込むとき、ちらっとデリックの部屋の窓を見上げた。
コレットはジョエルにちやほやされながら、旅をしていた。小さな村では生まれた村から一生出ることなく暮らしている者も多い。
コレットは小さな村で暮らしているのが退屈でしかたなかった。そこで、旅商人のジョエルに目をつけたのだった。
雑貨屋の息子デリックとは関係を続けていた。デリックは他の村娘たちともセックスをして楽しんでいる。デリックは雑貨屋の後継ぎ息子で、結婚すれば雑貨屋の嫁になれるので人気があるのだ。
コレットもデリックからすれば遊び相手の一人だとわかっているが、デリックに気に入られているというだけで村の娘たちから羨ましがられるので、コレットはデリックと関係を持った。
きっかけはどうあれ、コレットはデリックとのセックスにはまった。
デリックがコレットに本気にならないのはわかっているので、旅商人ジョエルの助手になりたいとコレットはせがみ旅についていくことにした。
デリックはいつでも村にいるわけではないコレットを、特別な存在に感じるようになったのか、コレットが村に戻ってくると貪るように求めてくるようになった。

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