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奇跡の男と牝奴隷たち
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奇跡の男と牝奴隷たち 23

木刀を魔法で強化して斬れるようにしたものを警備隊は使用している。通常時は木刀だが、念じてMPを消費すれば破壊力が増す。 
マルセリナのレイピアは木製ではなく金属製。この街にはない武器である。
ルシアの服装は北方、つまり鉱山がある地域のもので、マルセリナのレイピアはそこで作成された武器なのかもしれないし、王都には武器職人がいて武器の作成をしているのかもしれない。
ルシアの武器はさらにめずらしい。
弓矢は猟師も使っているが、銃器は存在すら知られていない。この街にはないが、他の街には武器屋がある。しかし、銃という言葉が通じない。銃という武器の概念が武器屋にはないからだ。
アベコウキは武器屋の看板娘に手を出したことがあり、そのとき武器屋で売られている武器を見たが、銃はなかった。

[精霊銃/拳銃型の武器を魔法で召喚しMPを弾丸として射出する]

特殊技能といったところだろう、とアベコウキは考えている。
召喚魔法は御法度とされている。だが、ルシアは特例としてそれを許可されている騎士である。
(この子のやってみせた指の形は私のアレに似ていた。この子はアレを知っている?)
「わたくしも今日は失礼いたします。さあ、みなさん、いきますよ」
僧侶メトラが立ち上がり、客人たちを連れてマリーナの家から出ていった。
(やばかったかも。狙撃されるかと思った)
アベコウキは窓から、四人が立ち去るのをカーテンに身を隠して見ていた。
「コウくん、なにしてるの?」
騎士ルシアが振り返って窓の外から狙撃してくるのを警戒して、アベコウキがびびりまくっているところである。
「あー、コウくんは、ちょっとかわいい娘がくると気になっちゃうのね」
そばに立ったマリーナが、アベコウキが四人の帰っていく姿のを見ていたとわかって、そんなことを言いながら離れていく。
その後ろから、背中にアベコウキが抱きつく。
「ちょ、ちょっと、どうしたの?」
アベコウキはしばらくしがみついていた。
(すげー、こわかった。ちびるかと思った)
僧侶メトラはマリーナの家を出ると三人と別れて、警備隊屯所にむかった。
「ルシアが騎士だと見抜いたのか、その少年は」
「ええ、それに、こうやってみせました」
僧侶メトラがアベコウキがやった指鉄砲のかたちをエリシーヌにやってみせた。
「ルシアの武器だな、それは」
「どれだけの知識をあの子が隠しているのか……。しばらく調査を続けます」
僧侶メトラが日暮れまでいないで帰ったので、アベコウキはチャンスと考えた。
マリーナと二人っきりの時間だ。
背中側で抱きついたまま、目を閉じる。
(「感度」を[敏感]にチェンジ。あれ? 変えてないのに「状態」は[興奮]になってるぞ)
マリーナのマスクデータをいじっていて気づいた。
「あんっ、コウくん、おしりさわっちゃだめぇ」
エプロンの腰のあたりの結び目をほどいた。
服の上から脇腹のあたりも撫でまわす。
膝から力が抜けてしまったのかマリーナが両膝をついて這いつくばった。
アベコウキもしゃがんでスカートをめくりあげ、むっちりとした尻を露出させると、下着の布地ごしに股間を指先でなぞるように撫で続けた。
「マリーナさん、下着がびちゃびちゃになってる」
溢れ出した愛液が下着の布地に染み込んで、その下のかたちをはっきりを浮かび上がらせる。
「は、恥ずかしいから言わないでぇ」
腰の脇の下着の紐をほどくと、濡れた下着が床に落ちて、ほぐれかけている股間のわれめがアベコウキの目の前にあらわになった。
「あぁん、こ、コウくんっ、そんなところ、舐めちゃだめぇぇ!」
アベコウキは肛門の小さなひくひくと震えるすぼまりを、むっちりとした尻たぶを左右に開いて舐めた。

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