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奇跡の男と牝奴隷たち
官能リレー小説 - その他

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奇跡の男と牝奴隷たち 12

少年と一緒に食事をしながら、マリーナはどうしようか考えていた。
「嫌じゃなければ、今夜はうちに泊まっていって。夜に一人で子供が出歩いてちゃ、あぶないから」
「いいの?」
「一緒にさみしかったら寝てあげるわよ」
マリーナが少年の頭を撫でた。
風呂上がりの少年の着ているだぼだぼのパジャマのすそとそでをめくって折ってから、髪をタオルでふいた。パジャマはマリーナの夫のものだ。
「はい、おわり。私もお風呂に入ってくるから先にベッドで寝ててね」
髪をふいたタオルを持ってマリーナが寝室から出ていった。
(他の街とはちょっとちがうな。こっちの世界にもお風呂とか、タオルとかあるんだ)
アベコウキはベッドに寝そべって、青白く淡く光っている天井を見上げていた。
(部屋の電気はないけど、天井の石がぼんやり光ってる。今までにこっちの世界に来たのは、俺だけじゃないのかもな)
パジャマと木のボタン、下着はトランクスパンツ。
布の色は地味だが、とても似ている。
金属やプラスチックの物はない。布や糸はある。
「あら、コウくん。眠れないの?」
風呂上がりの下着姿で、マリーナはベッドの端に腰を下ろした。
腰の両脇にひもが結んである。尻と股間は黒い薄い布地で隠れている。ブラジャーはつけてなかった。
マリーナがベッドに上がってきて隣に寝そべった。
体を横に向けてアベコウキをそっと抱きよせた。
(おっぱいが顔に。やばいな、なんかいい匂いがするぞ)
だぼだぼのパジャマとパンツの中で、つい股間が勃起してしまう。
「ふふっ、なんか、あったかいね」
子供だと思っているので、マリーナが優しく髪を撫でてくる。
(むらむらしてきちゃったな。少しイタズラしてみるか)
アベコウキは目を閉じて、マリーナの能力値パラメーターを思い浮かべてみる。

[キャラクターステータス]
マリーナ  女性
称号/街の評議会メンバー
Lv.1
HP 5/5
MP 0/0
政治 50
統率 30
知略 10
野望 5
義理 90/100

格闘 1
射撃 1
反応 3
行動 10
覚醒 0

キャラクターの基本パラメーターが順番に頭の中に浮かんでくる。
(称号が村人じゃない。義理がちょっと高い。でも、戦闘用能力値は村人とかわらないなぁ。隠しパラメーターもON、と)

相性 72
口調 普通
状態 普通
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感度 普通
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属性 近接
習得スキル/呪文
なし
.
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(さて、と変更をかけてみますか)
アベコウキが目を閉じておとなしくしているので眠りかけなのだとマリーナは思い、自分も目を閉じてじっとしていた。

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