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初恋の人は
官能リレー小説 - その他

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初恋の人は 67

抱きかかえた陽菜はベッドまで行ってゆっくりと下ろす。
そしてしばらく見つめる。陽菜のお顔が真っ赤になろうが構わずしばらく見て楽しむ。

「こーすけぇ、なんか、すっごい恥ずかしい」
「その顔が好きだからさ」
「もぉう…」

雑誌のグラビアを飾った際、付録としてついてたDVDを見たことがあるが、その中の陽菜はたいていモニターの向こうの男をぐいぐい引っ張っていくタイプだ。
こうしてイチャイチャするシチュエーションでは陽菜の方がからかってくることが多い。
だからなおさらこの顔はたまらない。俺だけが見られるわけだから。

きららやアンナでも言える事だが、画面の向こうに居る人間が自分にしか見せない顔をしていると言う特別感が興奮するものがあった。
昔は兎も角、今の雛森ニーナは芸能界で清純系として売っているだけに、こんなエロい格好をして欲情に火照る顔をしているのがまたいい。

「折角エッチな下着したのに・・・あの2人には負けちゃうよね」
「あっちはそれが仕事だ」

向こうではきららとアンナが絡み合い、アンナの手できららが悶えていた。
しかも彼女達は示し合わせた訳では無いが、俺達に見せる事を意識してまるでレズAVのような絡み方をしている。
きららがこちらに尻を向け、2つの穴に刺さったバイブをアンナが弄る訳だが、きららはその様子がこちらに見えやすいように尻の向ける位置を調整しつつ高く上げているし、アンナはアンナでそのきららの尻の上に尻より大きな超乳を乗せている。
もうこちらにカメラがあるような振る舞いは流石プロといった所だろう。

向こうであんなカラミを見せられたらこちらも我慢できるはずがない。
俺は陽菜の滑らかな肌を優しく撫でていく。

「あっ…もう、しちゃう?」
「その為の旅行なんだろ」
「あん、こーすけぇ、キスして…」
おねだりする可愛い陽菜さんに甘いキス。
彼女はとことん甘々にされるのが好きなのだ。

それにこの一年余りで彼女達三人との付き合い方や立ち位置なんかも自然に落ち着く所に落ち着いてきた。

きららやアンナが陽菜を特別扱いしろと言ったのは今考えるととても正しい事だった。
俺しか男を知らない陽菜と言う存在は特別感があったし、こう言う絡みになると俺だけしか知らない陽菜・・・
いや雛森ニーナと恋人同士だと言う事にもの凄い満足感を得れていた。
セックス単体で考えた時の快感はきららやアンナは流石はプロと言う感じなのだが、陽菜に感じる俺が仕込んで女にした感は彼女にしか味わえない感覚だった。

そしてアンナ。
多分このまま行けば俺は陽菜と結婚になるんだろうけど、実質的な妻はアンナ・・・
いや、神崎春香だ。
何と言うか年上なのに可愛らしいし、胃袋はガッツリ掴まれてる旨い料理、そしてアンナと住んでから家が様変わりしたぐらいに綺麗で過ごしやすくなっている。
それからセックスとなれば、あの超乳と巨尻だ。
膣の具合はきららや陽菜に分があるが、程よい快感の膣はセックスを楽しむ分には最適な具合だった。

最後にきらら。
今の俺ときららの関係は主従・・・
きららは俺のメス奴隷と言う立場なのだ。
無論、喜多岡由衣が俺の初恋の相手であって、今の結川きららも好きなのは変わっていない。
きららが俺が好きだと言うのも変わっていない。
主従の関係になって何が変わったかと言うよりは、俺がきららの事を深く知ったと言う方が適切かもしれない。

結川きららと言う女は、一言で言うと淫乱だ。
アンナも多分セックスは嫌いでは無いが、契約期間が過ぎればAV女優は引退するだろうと思う。
だが、きららはそうはしない気がする。
何故なら、きららはセックスが好きとか言うレベルでなく、セックスが生き甲斐だからだ。

これも理解してきたが、きららの中では特に俺とのセックスが最高と言う訳では無い。
彼女の中でお気に入りのAV男優は十人程居て、それらのセックスを楽しみにしていたりする。
そんな訳で順位をつければ俺なんてきららの中ではランク外なのは理解してきた。
それにかなり焦燥感感じていた時期もあったが、主従の関係に落ち着いてからは気にならなくなっていた。

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