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初恋の人は
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初恋の人は 66

雛森ニーナのSNSは日々仕事にプライベートに積極的に写真がアップされており色々華やかである。
きららとのツーショットもたまに出てきてそれがファンをヤキモキさせる原因ではあるが、本人も事務所も大して問題にはしていない。
むしろ最近はきららもマルチタレント化してきているからなおさら。

一方できららはSNSの類を一切やっていない。
陽菜や奥本真夏など仲のいい面々からはやってみることを勧められているようだが

「あんまり興味ないし、きっとすぐ飽きると思う」

ときらら本人は言う。
そのせいもあって結川きららのプライベートはファンには謎な部分が多いと言われている。

その謎のプライベートを俺が共有してるのだと思えば優越感は確かにある。
そして今は雛森ニーナと結川きららと言う人気芸能人2人とプライベートを共に出来ているんだから言う事は無い。
その上・・・

「陽菜、今日の下着を2人に見せてあげなよ」
「うん、こーすけに選んで貰った下着だものね」

恥ずかしさと嬉しさの混じった顔で陽菜が服を脱いでいく。

「あら、いいわね」
「ふふ、浩輔さんらしいですわ」

2人が微笑みながら言い、陽菜は少し恥ずかしそうにする。
陽菜の下着は黒・・・
だが布地の部分の殆どがメッシュなので大事な所が見えてしまっている。
清純派の雛森ニーナなら着けない下着。
だけど陽菜は俺が着けろと言えば拒否しない。
本人は恥ずかしいらしいのだが。

「ちょっと恥ずかしいな」
「うん、それでいいんだよ陽菜ちゃんは」

頬を赤らめる陽菜にきららが微笑み言う。
AV女優じゃないんだから恥じらいがあっても全然構わない。
そんな恥ずかしがる陽菜も可愛いなと思いながら、俺はアンナに目で合図する。

それで理解できたアンナも服を脱いでいく。

「うわぁ・・・凄い・・・」

あっけに取られる陽菜。
そりゃそうだ。
アンナの下着は上下共に穴あき。
つまり陽菜より更に過激なものだ。

「アンナさんそれ似合うよね」
「ええ、でも撮影の時はこう言うの着せて貰う機会無いのよねぇ」

むしろこれを着るのはきららの方だろう。
そしてそのきららにも俺は脱ぐように促す。

きららの格好は薄手のコート姿。
季節的には不自然さがそこまで無いが、きららはここまでの電車やバス移動中も一切コートを脱がずにいた。
理由はこれ・・・
きららがコートのボタンを外すと、陽菜は絶句。
アンナは微笑んでいた。

「やっぱりそうだったのね」
「うん!ザ牝奴隷って感じでしょ?!」

コートの下は裸・・・
しかも亀甲縛りの上に乳首にはクリップ式のピアス。
股間には両穴にバイブ。

「こんな格好で移動してたんだ・・・」
「まぁ、私達AV女優だしね」
「裸見せてナンボの商売ですしね」

目を丸くする陽菜に対してきららとアンナは堂々としたもの。
恥じらいなんてあって務まる仕事じゃない。

「ここまで来る途中で何回イキそうになったか」
「へぇー、気づかなかった」
アハハと笑うきららとまだ驚いてる感じの陽菜。

「撮影じゃ滅多にイカないけどね、コーくんにされてるって思ったら感じ方が違って、スリルがあるわぁ」
ハラハラするようなことをニコニコと語るきらら。
アンナと陽菜が運転免許を持ってるのにあえて電車移動を選んだ理由もそこにあるようだ。

別に俺に命令されたからとか言うのではなく、これはきららも楽しんでやっているに過ぎない。
もっと言えば俺の命令なんてダシに過ぎない。
きららはこんな行為を喜ぶ変態で、俺の命令なんてついでみたいなものだ。
それでもいい。
俺はきららがそこまで堕ちたのだと理解して付き合っているのだから。

「じゃあアンナ、その雌豚をイカせてやれよ」
「はい、お任せを・・・奥様とごゆっくりなさって下さいください」

後はきららの事はアンナに任せておく。
流石にイカせてやらないと生殺しだろう。
そして俺は奥様とアンナに言われてテレて赤くなる陽菜をヒョイとお姫様抱っこ。
部活引退して1年は過ぎるが、筋肉の維持は多少してるのでそこまでパワーは落ちていない。

「あっ・・・こーすけぇ・・・」
「俺の為にエッチな下着を着けてくれた奥さんを今から可愛がってやるよ」

恥ずかしがる陽菜が初々しくて可愛い。
アンナやきららは恥じらう演技はできても、恥じらいそのものはもう持ち合わせていない。
だからこう言う自然な恥じらいは何だか良い。

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