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初恋の人は
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初恋の人は 50

「いいのか?」

まあ、そう聞きたくなるけど、きららの中ではそれが普通なんだろう。

「私やアンナさんがなれるのは肉便器とか便利な女なのよ・・・だから陽菜ちゃんは大事にしなきゃ駄目よ」

俺にとってきららがいくら大事な存在と言おうと、世間を知っている彼女だけにうんと言う事は無いだろう。


そして、次の日には撮影を終えたアンナが帰ってきた。
疲れ果て沈みきった顔。
俺を見て無理矢理笑顔を作るが、痛々しい笑顔にしかならない。

「お帰りアンナ」

抱きしめて頭を撫でてやると、笑顔が崩れポロポロと泣いてしまうアンナ。
ハードな撮影に身も心もボロボロになっているんだろう。

「浩輔さんが可愛がってくれるから・・・私・・・頑張れるんです・・・」

涙を流しながらそう言うアンナ。
きららなら撮影となるとチヤホヤされるが、アンナはそうでないとは聞いている。
そんな撮影の様子を、アンナと共に風呂に入りながら話を聞いた。


今回はSM雑誌のグラビア撮影。
前回のAVでアンナを気に入った縄師が手配した仕事らしい。

SM雑誌と言うだけにハードな緊縛撮影ばかり・・・
しかも苦しさが無ければリアリティが無いから、本気で痛く苦しい緊縛ばかり。
そしてアンナの悲壮感を引き出す為に、スタッフからは罵られながらの撮影だった。

そして初日が終わると疲れる身体を癒す間も無くスタッフ達に犯される。
それも夜通しだ。

夜通しスタッフに玩具にされたアンナは2日目の撮影に入る。
2人目もハードな緊縛による責苦。
緊縛されたままのセックス等もこなす。
その結果、相当良い評価だったようで、次のAVの撮影も決まると共に、SM雑誌がアンナのAVの支援や宣伝してくれる事も決まった。
次に繋がるよい雰囲気で終わり、その後の打ち上げでアンナはスタッフ達にまた弄ばれて帰ってきた訳だ。

「辛かったけど・・・これで浩輔さんに沢山貢げます」

湯船の中で俺の膝の上に座るアンナが微笑む。
アンナの身体には、撮影での縄の跡が無数に残っていた。

何というか、見ているだけでも痛々しい。
好きな人は好きなのだろうが、俺にはいまいち良さがわからないのだ。

「キツいな」
「慣れはしましたけど、今回のは慣れてる私でもかなり大変でした」
「過酷な撮影を乗り切ったんだな。そのぶん俺は可愛がってやるぞ」
アンナを抱きしめ、優しく愛撫する。

俺は湯船の中でアンナを膝の上に乗せ、背後からMカップをゆっくり揉む。
お湯の暖かさとゆっくりした愛撫で、アンナは蕩けるような吐息を漏らす。

「今日は一晩中アンナを愛して、アンナが俺の事しか考えられないようにしてやるよ」
「ああ・・・嬉しい・・・嬉しいです・・・」

涙声で甘く悶えるアンナ。
こうなると十も年上のアンナが可愛らしくなる。

「私、もっと頑張って撮影こなして・・・浩輔さんに全て貢ぎます・・・」

稼ぎだけでなくなけなしの貯金まで俺に差し出したアンナ。
俺に捨てられたら全てを失う状況こそ、AV女優高浜アンナなりの愛らしい。
最初俺はその金をプールしておこうと思ったが、むしろ搾取されている状況こそ幸せなんだとアンナだけでなくきららまで言われて少し考えを変えた。
今のアンナの衣服や下着、化粧等はきららに聞いてハイセンスな物を使うようにしているが、これはアンナを綺麗に見せるのは俺の為と言って押し通している。

それがアンナにとっての幸せだ、というのであるなら。

で、アンナが俺に貢ぐのなら、俺はアンナに何をするか。何をすればいいのか。
「私は浩輔さんとセックスできたら、それでいいんです」
「それならいっぱい愛してやるさ」
「はい…………ん、んっ、んあああああぁっ…」
抱きしめながら胸を揉み、乳首を刺激するとアンナは甘い声をあげ悶え、身体をくねらせる。

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