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初恋の人は
官能リレー小説 - その他

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初恋の人は 4

そうやって飾らないところは同級生の喜多岡由衣だった。あの頃の甘酸っぱい記憶も蘇ってきそうだった。

小学生の頃から喜多岡は学年一、二を争うくらいの美少女であり同時にトップクラスの巨乳の持ち主だった。水泳の授業のときなんてその巨乳が間近で見られるのだから俺たち男子にとって至高のオナペットである。

さらに成長を続けたこの巨乳が今は男優に揉まれ吸われ、世界中でオカズにされている。それはすごく複雑な思いにされる。

純白のブラも取り去って、喜多岡は俺に接近する。そして俺の耳元に顔を近づけ、囁いた。
「コーくんが、好き……大好き」

「ずっとそう思ってた・・・でも、そう思ったらいけないのに・・・もう、止められないよ・・・」

彼女が俺の手を持ち、見事な膨らみに導く。
柔らかくしっとりとした感触。
俺が望んで止まなかった結川きらら、そして喜多岡由衣の生乳の感触だった。

「もうあの頃から家を支える為にウリしてたの・・・みんなが中学生生活を楽しんでる時も、私はおじさん達に抱かれていたの」
「喜多岡・・・」

彼女の告白。
両親から喜多岡家の話題が消えたのは、そうだったからだろう。

「あそこから去った後も、家族の為に身体を売って・・・今ようやく少し自由になったけど・・・私、本当はコーくんの前に出れる女じゃない・・・」

彼女のおっぱいを触る俺の手の上に彼女は手を重ねてくる。

「でも、もう止めれないの・・・コーくんに再会しちゃったから」

彼女の言葉。
俺や彼女の事情は兎も角、その言葉は身が震える程嬉しかった。

「喜多岡…」

彼女の方を振り向くと、可愛らしい瞳から、大粒の涙がボロボロとこぼれ落ち、ソファーの上に置かれたクッションを濡らしていた。

「目の前から突然いなくなって、お金のために身体を売って、いっぱい他の男の人とセックスして、そんな女として失格な私が……私が…」

その言葉を遮り、俺はギュッと喜多岡の身体を抱きしめた。
豊満な胸の膨らみが、直に感じられる。
それよりも、喜多岡の、肌のぬくもりをずっと感じていたかった。

「俺もずっとずっとお前のことが好きだったんだ、でも意気地なしで言えなかった。誰とやってようが何人とやってようが俺は喜多岡……いや、由衣のことが大好きなんだ…!!」

喜多岡・・・
いや、由衣も俺の背中に手を回して抱きついてくる。

「コーくんと再会できて良かった」
「俺もだ」

暫くそう言って抱き合い、由衣は俺の胸に顔を埋めたが、そのままの体勢で言葉を続ける。

「でも、私・・・AV辞めれない・・・」

彼女の切実な言葉。
俺も辞めろとは言えない。
彼女には彼女の事情があるからだ。

だから俺は言葉の代わりに、由衣の顎を上げて唇を重ねる。
由衣は目を瞑ってそれを受け入れた。

「結川きららも俺は好きだからな」
「ふふ、そう言ってくれるなら・・・結川きららとしても頑張らないとね」

そう言う由衣が俺に身を寄せながらもう一度キス。
今度は舌を口の中に侵入させてくる。

手馴れた感じがさすがAV女優なんだなって思える。童貞の俺はこの初体験を彼女に任せてしまおうとも考える。

お互い両思いだったのは嬉しい。
由衣自身は借金を完済するまで結川きららとして生きると決めているのだろう。俺もそこは応援したい。結川きららとしての彼女も好きだし。

「コーくんも服脱いで…それとも脱がしてほしい?」

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