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初恋の人は
官能リレー小説 - その他

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初恋の人は 3

「結川きららは経験人数3桁のヤリマンビッチだから、気にせずパコってくれていいよ!」

そう言いながら俺の股間を撫で始める。
まさにAV撮影のようなノリだ。

「借金の為に男に抱かれて、辛い事とか無かったのか?」
「うーん、やっぱ初めては痛かったし、しばらくは辛かったけど・・・もうすっかり過去だしね」

彼女は話ながらも俺の股間をさすり、大きな胸を押し付けてくる。
ヤリマンビッチと本人は言ったが、まさにその通りだ。
でも嫌じゃ無いどころか嬉しい。

「援交で稼がないといけなかった頃は嫌な相手もいたけど、AVだとひたすらチヤホヤしてくれるから、今は凄くいい環境かな」

特に彼女の作品は売り上げトップランクらしいしそうなんだろう。

「そんなトップAV女優に迫って頂いて光栄だね」
「ふふ、コーくん見た時から絶対オトすつもりだったんだよ!」

目を輝かせるその顔は、結川きららそのもの。
清楚な振りして肉食系爆乳美少女と呼ばれるだけある。

股間を右手でスリスリ摩りながら俺にベタベタイチャイチャ接してくる彼女に、あるAVの内容を思い出した。

『結川きららの童貞くんのお宅訪問!』

これってまさしくAVそのものだ、なんか幸せな感覚。

「コーくんは、童貞?」
「ああ、そうだよ」
そりゃ非モテ陰キャの俺だったんだもの、あの頃の喜多岡由衣に憧れだけ抱いてただけの…

「嬉しい…」
耳元でそう囁かれた。

「そう言えば、こう言うプレイもしてたんだよな」
「あれね・・・半分は仕込みよ」

喜多岡はアッサリとネタバレ。
まあ、AVだし仕込みがあって当然だろう。

「相手はスタッフの童貞の子・・・言わば身内だから無茶する事はないからね」

そりゃそうだろう。
訳の解らない素人連れてきて女優壊された日には、損害なんて馬鹿にならない訳だ。
その点身内なら安心な訳だ。

「じゃあさ、俺とかとしたらダメじゃないの?」
「そこまでがんじがらめじゃないわよー・・・恋愛とかセフレ作るぐらいは大丈夫よ」

ちょっと安心する俺の顔の至近距離に喜多岡の顔が来る。
微笑むその顔のまま、喜多岡が俺にキスしてきた。

「はーい、4桁近くの男の口に吸い付いた唇でファーストキス奪っちゃいましたー」
「何気に数増えてない?・・・と言うか、数字出されると泣きたくなってきたよ・・・」

実に色気の無いファーストキスだが、俺をリラックスさせる為かもしれない。
ビデオの彼女も、かつての彼女もちょっとお茶目だった。

「コーくん、緊張してるでしょ?大丈夫だよ。私ってプライベートじゃ全然男の影がなくてみんなからむしろ心配されてるんだから。怖い人が出てくるわけでもないし」

おでこをくっつけニコッと笑う喜多岡。

「あの頃の、クラスメートだった、幼馴染の、喜多岡由衣だよ」
「うん…それはわかる…でも今は、俺には結川きららにしか見えないな」
「ふふっ、同一人物なんだけどなぁ」

もう一度キス。
喜多岡が俺の唇をこじ開けるように舌を差し込んでくる。慣れない中でそれに応えようとすると、その舌は一気にこちらの口内に侵入して舌に絡みついてくる。さらに喜多岡の左手が俺の股間をズボンの上から弄ってくる。

「もう…ガチガチだね。私に任せて。全部、してあげる」

そうやって迫る顔は結川きららだ。
あの頃の喜多岡は清楚なお嬢様で、小学生の頃は俺の両親があんな子が俺の嫁に来ればなとまだかなり、早い話をしていた事もあった。
それがいつしか両親の口から喜多岡家の話題が出なくなり、そして彼女の家は夜逃げで消え去った。
もしかすると、喜多岡家の事情を両親は早い段階から知っていたのかもしれない。

でも俺にはそんな事は分からなかった。
喜多岡由衣は小学生の頃も中学生になっても清楚な美少女で、声をかけるのも躊躇するぐらい、ある意味神聖な存在だった。
まさかそんな彼女がAV女優になってるとは、当時から考えると驚きでしかない。

そんな複雑な心境の俺の前で彼女は服を脱いでいく。
洋服も品良くセンスあるものだったが、下着も白の上品なものだった。
AV女優らしく卑猥なものではない。

「こう言う下着の方が似合うんだなぁ」
「AVで使ってるセクシー系下着も持ってるけど、普段はこんな感じよ」

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