PiPi's World 投稿小説

初恋の人は
官能リレー小説 - その他

の最初へ
 19
 21
の最後へ

初恋の人は 21

露わになるおっぱいは柔らかそうな丸い形。
Mカップには到底及ばない。
確かに大きいのだが、せいぜいGと言う所だろう。

しかしそれよりも注目すべきは、彼女の絶望的な表情だろう。
なんと言うか嗜虐心を通り越して罪悪感が湧いてしまう感じ。
これは相当Sっ気が強くないと見れない感じだ。

他に借りたパッケージを年代別に並べると、最初は女教師やらOLやらから始まって、それがレイプ物になっていき・・・
今の彼女の主流は輪姦物や調教物だ。
つまり、Sっ気の強いマニア向けに一定の需要があり、売り上げランキングが低いなりに生き残っているのはその為だろう。

最近のパッケージ写真見ても、超乳は目を引くが、負のオーラのようなものに包まれていて、なかなかそっち方面のマニアしか受け付けれない感じだ。
俺の知っている彼女は気の強いタイプだったと思うが、この彼女はその逆だ。
でも、責められている表情がどこか俺を抱きしめて焦った時の表情に良く似ていた。
何か俺のせいで不幸のドン底に落としたような罪悪感がしてきたぐらいだ。

一般人っぽい気持ちは抑えて別の行動に移る。こっちは正規ユーザーなので、その声を制作会社に届けために公式サイトにアクセスする。
作品の感想と高浜アンナに対する要望を出す。作品に関してはMカップが詐欺まがい不満を述べ、ビンタするシーンも見たかったしパイズリに注力できていないとメッセージを出す。
教師としては嫌いだけど、AV女優としては少し不憫に見える部分もある。過激にするベクトルが微妙にずれている。
自分の妄想の中では乏しい知識の中でハードに責めたりもしたので、俺が彼女がAV女優になる前から自慰のネタにしていたと言ってやりたい。
Mカップと盛る割に胸に関する責めやプレイが中途半端だし、泣いたり取り乱す演技もどこか甘い。本人にも責任があるかもしれないけど、指導したりこの方が評価が高いと諭していい状態の作品を作らないと人気も出ない。
AV業界ではきららのほうがキャリア・人気・テクニックのどれをとっても上回っているいわばエリートであり、教育者だ生徒を言いなりにさせたいだの下らないことをしている間に、埋めがたい格差がある。
生徒やAVマニアは俺だけではない。某巨大匿名掲示板で高浜アンナのスレッドを探してみる。きららから見れば路傍の石にも等しい三流であったが、なんとか専用スレを発見する。
スレが立てられていても、アンチの場合だってある。教師時代に俺以外にも恨みを買っていれば、十分可能性はある。
やはりMカップは嘘という指摘は多く、年齢も誤魔化しているとの意見もあったが風俗やAVではさして悪いこととはされていない。三流にありがちな芸名の変更があったこともリークされていて、やはり教師だった過去が晒されている。
一周回って擁護する態度も見られたが、基本的にどこまで落ちていくかが期待されていて、シリコンを使ってでもMカップ超えや黒人との絡みや教師失格とのタトゥーか落書きとか公園でメス犬プレイなど彼女にやらせたいことについて盛り上がっていた。本当に不人気なら「消えて欲しい」だけで済むので、まだ優しい。
俺以外に元教え子がスレの住人にいたのは以外だったけど、場所が場所だけにやりとりやオフ会の相手には不向きだろう。とりあえず学校で高浜アンナを知ってるやつがいるかそれとなく聞いてみたい。
そんな中で、最新作はネットで高評価のようだ。
Mカップ若女将淫縛調教と名付けられた作品は、売り上げランクも好調で、彼女としては久しぶりに現時点では売り上げランク50位台に来ているものだ。
丁度借りていたのでそれを見てみる。

6年前の高浜アンナとは別人がそこに居た。
無論、面影は残っているがあのオドオドした感じは昇華し、陰のある儚さとなっている。
熟女と呼ぶには早く若いとも言いがたい年齢・・・
30台になったばかりと言う年相応の雰囲気がある。
髪を結い上げた着物姿がしっくりと来て、まさに若女将と言う感じが出ている。
そして胸元・・・
普通胸が強調されにくい着物であるに関わらず、異様な程胸元が膨らんでいるのだ。
6年かけて豊胸した結果がこのMカップなのだろう。

ストーリーは単純でありきたり。
借金苦の旅館を立て直す為に若女将が金持ちにいいようにされると言うもの。
ただ、それが緊縛の芸術家ことアンソニー塚原の脚本と言うのが今回の売りらしい。

着物からはだけたMカップの超乳。
それが豊胸の結果だとは言え、まずその存在感は唯一無二。
カメラ演出の巧みさもあって迫力が凄まじい。
SMが駄目でも今回の作品は巨乳好きなら見る価値あるかもしれない。

そしてその超乳が縄で強調される。
超乳の破壊力もさる事ながら、彼女の儚げで全てを諦めきった表情がまた縄化粧に実に映えるようだった。

胸もそうだが、顔つきも結構変わってきているから、そこも整形してるのかもしれない。
そして着物を捲りあげられた尻のボリュームも明らかに大きい所を見ると、そこまでも弄ったのかもしれない。

AV女優は回転が早い業界なのに、若くない彼女が生き残っているのは、この嗜虐心を大きくそそらせる彼女の雰囲気がある一定数のマニアを獲得してるのは間違い無いだろう。
その中でとこの最新作はある程度ファン層を広げるかもしれないが、彼女の精神は持つのだろうかと他人事ながら心配になる。
ただ、俺が心配するのは筋違いで、転落のきっかけを作った俺は彼女から恨まれているかもしれないとは何となく思ったりもした。

SNSでこの小説を紹介

その他の他のリレー小説

こちらから小説を探す