「あぁん…あぁん…龍一くぅん…」
　まるでアニメキャラが目の前で喘いでいるような声。俺はますます腰のスピードを上げる。
　後ろでは香澄ちゃんがますます俺の背中に胸を押し付けながら、俺の手の片方を取って香澄ちゃんの下の方へと導いていった。
指先にクチュッと滑りを感じた。
香澄ちゃんも我慢できないのだろう、背中に吐息が当たる。

「ふあっ、ああっ、いい、いい、いいっ！」
綾ちゃんにスパートをかけていく。
「いくっ！もう、いくのっ！ああ、イッ、イッちゃう！イッちゃううぅうぅうぅうぅ！！！」
綾ちゃんの絶叫とともに欲望を一気に放出する。

　「ふあぁ、来たぁ…」
　満足した綾ちゃん。俺は動きを止めた。
　「やっと私の番！」
　香澄ちゃんは後ろから移動し、綾ちゃんの両肩を下から持ち上げるような動作をした。名残を楽しんでいた綾ちゃんはしぶしぶという感じで結合を解いて立ち上がって移動する。
　すぐにその場所を埋めた香澄ちゃんはキスの雨を降らせる。
その勢いに押されそうになる。
いつもは控えめな香澄ちゃんがここまでグイグイ来るなんて。

「早く…」

小さく切ない吐息が当たる。
俺はその思いに応えるように分身の先端を香澄ちゃんの割れ目に当て、こじ開け押し入れた。

　結構疲れている俺だが、頑張って香澄ちゃんの奥を突く。
　「あぁ、香澄ちゃん、いつもあんまり…積極的な感じじゃ、ないのに、来てくれて、ありがとう…」
　「あっ、いぃ…龍一くん…他の二人見てて、負けて、られなくて…」
　そして香澄ちゃんは再び何度もキスをし、自らも動く。