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ゴールデンメイク
官能リレー小説 - その他

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ゴールデンメイク 4

美麗はシャワーを浴びると、眠らされる前に脱いだ下着や服を再び着た。その服装は、ノースリーブシャツ、薄地の長袖のジャケット、ミニスカートといったものだった。
スカートの下から金色に染まった両足が露わになっていた。美麗はバッグから白いストッキングを出し、それを足に履いた。それから、サングラスとマスクで顔を覆い隠した。こうして、美麗の身体の金色はほぼ完全に覆い隠すことができた。

美麗は、全身の肌を覆い隠せるように用意しておくよう、麻子から事前に言われていたのだった。それに対して美麗が尋ねると、
「せっかく奇麗に磨き上げたお肌に傷がついてはいけませんので、用心の為です」
そう麻子は答えた。

美麗はワンルームマンションで一人暮らしをしていた。美麗は杉谷の部下の安部が運転する車で自宅マンションに戻った。
玄関に入ってから部屋に着くまでに誰かに出会わないか不安だった。安部にそれを話すと、部屋の前まで一緒に来てくれた。

美麗は途中で誰にも出会うことなく、無事に部屋に辿り着いた。
「ありがとう。安部さん」
安部に礼を言う美麗。
「明日、10時に迎えに来るから。今夜は早く寝るように」
「わかりました」
「それじゃあお休み」
安部は美麗の部屋の前から去って行った。

部屋に入った美麗はサングラスとマスクを外し、そして、服を脱いで、ブラジャーとパンティーの下着だけの姿になった。すると、その身体は部屋の照明の光を反射し、キラキラと輝いた。また、ブラジャーとパンティーの純白は美麗の黄金の裸身によく映えていた。

美麗は下着姿のまま、ベッドの上に横になり、布団を被った。そして、そのままグッスリと眠ってしまった。

翌朝、午前7時の時報で美麗は目を覚ました。美麗はベッドから起き上がると、身に付けていたブラジャーとパンティーを脱ぎ、タンスから出した同様の物に着替えた。それから、顔を洗う為、洗面所に向かった。

顔を洗い、鏡で自分の顔を見つめる美麗。その顔は眉と唇を残してすっかり金色に染まっている。
「気持ち悪い。早く元に戻してもらいたいわ」
1日も早く身体からゴールデンメイクを取り除いてもらう為にも、今は言いなりになるしかないと美麗は思った。

10時頃、安部が迎えに来た。
「それじゃあ行こうか」
「ええ」
美麗は長袖のシャツに長ズボンといった服装で、手には白い手袋をはめ、サングラスとマスクで顔を覆った。

マンションの玄関前には杉谷や撮影スタッフを乗せた車が止まっていた。美麗と安部が車に乗ると、一行は出発した。

正午頃、一行はS海岸に到着した。目の前に青い海が広がっている。空は快晴、熱く眩しい陽射しが降り注ぐ。風は穏やかで、波は静かだ。
「うむ!絶好の撮影日和だ」
杉谷は上機嫌だ。

美麗は杉谷の指示で純白のビキニに着替え、スタッフ達の前に姿を現わした。
「オオ!」
「これは凄い!」
「丸で等身大の黄金像だ」
スタッフ達は、全身が金色の肌の美麗の姿を見て驚く。

砂浜に立つ美麗。純白のビキニは美麗の金色の裸身によく映えていた。
熱く眩しい陽の光を浴び、黄金色の身体がギラギラと輝く。また、肌の表面からは汗が流れ出ていたが、金色に染めたものは全く溶け落ちることはなかった。


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