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ゴールデンメイク
官能リレー小説 - その他

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ゴールデンメイク 1

昔、あるアクション映画で、美女が全身に金粉を塗られて殺される場面があった。そして、それに魅せられ、黄金の女体を現実の物にしたいという思いに駆られた男がいた。
ある会社で、金色の特殊なメーキャップ塗料“ゴールデンメイク”が開発された。これは人の肌の表面に塗って、身体に黄金の輝きを持たせるもので、その会社を傘下に置く企業グループの会長の大倉金造の指示により研究開発されたものだった。
映画では、金粉を塗られた美女は皮膚呼吸が出来なくなり、呼吸困難になって窒息死するという設定になっていたが、このゴールデンメイクは肌の表面に塗っても通気性を十分維持できるので、全身に塗っても大丈夫である。また、洗い落とすには同時開発の特殊な薬液が必要で、それ以外では禿げ落ちたり流れ落ちたりすることはない。

このゴールデンメイクを用いるに際しては、頭髪に眉毛に睫毛以外、身体の表面の体毛は産毛1本も残さず全て脱毛処理し、その上で全身にムラなく満遍に塗るのが望ましい。そして、このゴールデンメイクを試す為、1人の若い美女が実験台に選ばれた。

島村美麗はこの年の3月に高校を卒業後、大学生になって間もなく、大倉グループ系列の化粧品メーカーのキャンペーンガールに採用された。美麗は7月生まれの19歳、身長164p、バストはアンダー65のトップ84、ウエスト54、ヒップ85と、見事なプロポーションである。表情はまだあどけなさが残り、美女というよりは美少女といった雰囲気だった。
夏休み中の8月初旬の或る日、宣伝用の動画撮影を終えたところへ、美麗は宣伝部長の杉谷に声を掛けられた。

「今度、我が社の新製品を大々的に宣伝する為、君に一役買ってもらう」
杉谷は面と向かって美麗に言った。
「あの……一役買うって…一体何をすればいいんでしょうか?」
美麗は戸惑い、杉谷に尋ねた。
「まずはエステに通って、その身体をピカピカに磨くように」
杉谷は美麗の姿を舐め回すように見つめながら言った。この時の美麗はヘソ出しに超ミニスカ、白いロングブーツといったスタイルだった。美麗は他にも、キャンペーンガールとして、ビキニやレオタード等のスタイルにもなっていた。

翌日、美麗は杉谷の指示に従い、指定されたエステティックサロンに行った。
「島村美麗様ですね。杉谷部長より伺っております」
サロンに着いてすぐ、美麗は店長に案内され、店の奥のエステ室へ通された。
「暫くお待ちください」
店長が去って間もなく、1人の二十代後半位の女性が部屋に入って来た。
「本日より島村様の担当となります、エステシャンの片桐麻子でございます」
「あ……よろしくお願いします」
相手から自己紹介され、挨拶を返す美麗。自分の担当のエステシャンが同じ女性と知り、美麗は胸を撫で下ろした。エステとはいえ、見知らぬ男に自分の身体をあちこちいじくり回される事を想像すると恐かったのだ。

「それではまず、お召し物を全てお脱ぎになり、それからこちらのベッドに横になってください」
麻子は美麗に、全裸になってベッドに寝るよう指示した。
「は、はい…」
美麗は麻子の目の前で、胸をドキドキさせながら服も下着も脱ぎ、一糸まとわぬ全裸となった。その姿を麻子に見つめられるが、女同士だったので安心していられた。

「さすが、キャンペーンガールに選ばれただけあって、美しい御体してますわね!」
「うふ♪…そうぉ!…ありがとう」
美麗は嬉しくなり、満面の笑顔を示した。
「こちらとしても磨き甲斐がありますわ」
美麗の身体は殆ど贅肉がなく、全体的に引き締まっており、とても美しい裸身だと麻子は感じた。

全裸になった美麗はベッド上に仰向けに寝た。
「それじゃあ、よろしくお願いするわね」
「畏まりました。私に一切お任せくださいませ」
こうして、美麗に対する麻子の施術が始まった。

美麗は杉谷から、エステでの自分に対する処置の内容についてはサロンの方に指示してあるので、全てあちら側に任せるようにと指示されていた。費用は全て会社が負担するとのことだ。また、黙って協力すれば、特別賞与として1000万円を支給すると言われていた。
美麗は黙って指示に従うことにしたのだった。タダでエステでもって身体を磨いてもらえる上に、1000万円ももらえるなんてとてもいい話だと思った。

この日からほほ連日、美麗はここのサロンに通った。身体の手入れを短期間で完了させる為である。
麻子はまず、美麗の身体の脱毛処理から始めた。顔を構成する頭髪、眉毛、睫毛を残して、身体の表面にある体毛は産毛1本残さず、全て除くように指示されていた。そして、麻子は美麗の身体に徹底した脱毛処理を施した。

「何だか…すっきりしていいわね…」
すっかりツルツルになった自分の裸身に美麗は満足気だった。陰毛や脇毛はもちろん、美麗の首から下は体毛が一切排除されていた。

脱毛が済むと全身のマッサージやスキンケアが施された。美麗のツルツルの肌はとても敏感で、麻子が指を這わせてはやたらと喘ぎ悶え、甘い吐息を漏らした
。また、ヘソの手入れも施されたが。
「あぁんっ……あぁんっ……」
麻子に綿棒でヘソの窪みの中を掻き回された途端、美麗は気持ちよさそうに喘ぎ悶え始めた。ヘソは美麗の性感帯だったのである。

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