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ネットカフェの罠
官能リレー小説 - その他

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ネットカフェの罠 2

客も風俗嬢も会員登録で個人情報を押さえてある。風俗店は会員登録制ではない上に、プレイルーム撮影が禁じられているので、証拠不十分で不起訴になるが、ネットカフェではそうもいかない。
売春として相手の男が訴えても、店は客どうしが店のルールを無視して勝手にネットカフェ従業員に暴行をくわえたということ、その場で示談が成立しているとして、売春だと訴えた相手が訴えを取り下げなければ逆に訴えることができる。
証拠があるのは便利なもので、相手にされていないことを訴えて、客から示談金をむしり取ろうとする金に目がくらんだ女が訴え出たとしても、偽証罪となることを見せつけてやれば、もう店に寄りつかなくなる。
実際に店内の整理整頓やカウンター業務、空きブース清掃は、メイド服姿のアンドロイドたちが手際よく行っている。
気に入った女性が来店すると、会員証を作った時の個人情報から、住所や生活習慣などを調べ上げる。
あとは、牝奴隷になるまで罠にはめる。
飽きるまで弄んで楽しんだあとは、あとはどう生きるかは女たちしだい。
アルバイト店員として契約しておいて、他の店の風俗嬢として稼ぎながら、枕営業でネットカフェを利用するもよし。
他の男をつかまえてさっさと結婚して、主婦になるもよし。玉の輿をめざす必要もない。
離婚しても、街に出ればいくらでも老いて女の魅力を失ってしまわないうちは稼いで、自立することも簡単にできる。
単純に旦那以外との男とセックスを楽しむ場所として、ネットカフェを密会の場所として利用している裕福な暮らしの人妻たちもいる。
金と時間をたっぷりアンチエイジング美容にかけている分だけ、年齢よりも見た目はかなり若く見える体や美貌を維持している女たち。
歯並びを直すならインプラントで、肌のシワやシミは人工皮膚で。心臓や毛細血管まで人工物で高額の治療代と手術の手間さえ気にならなければ人工物で代用できる。
ただし、脳だけはどうすることもできない。
本人の脳細胞を培養移植しても、記憶などはたやすく失われてしまう。
人は現在、脳の老化だけはどうすることもできない。

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