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闘技場でセックスバトル!
官能リレー小説 - その他

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闘技場でセックスバトル! 7

 日差しの入らない小部屋でも、朝の気配はやってくる。
わずかな喧騒と太陽の熱が混ざりだした空気に、目が覚めていく。
 腕の中のサクヤを認識すると、その唇に吸い付いた。
乾いたままの舌を絡め合い、唾液で互いを湿らすキスを交わす。
挿れたままのチンポに血が巡り、カチカチに勃起してゆく。
キスで濡れだしたマンコが絡みつき、寝ぼけた彼女が抱き返してくれる。
 理由の分からない怯えを振り払うように、藁の上に押し倒すと。
必死にサクヤの中へと、腰を押し付けた。
朝から奥を叩かれ、快感で一気に目覚めさせられた少女は。
喉を晒しながら、交じわいに溺れていく。
「ふわぁっ、あっんあぁんんっ! はっあっんぁぁっ!」
 衝動をぶつけるために腰を振り、朝一番のザーメンを飲ませてやる。
ビュククッと注いだのをそのままに、サクヤの喉に歯を立て朝の挨拶をした。
「はあっ……おはよう、サクヤ」
「はひ、おはよう。タケルしゃまぁ」
中々頭が回らなかった。あの奇妙な建物はなんだったのだろうか。
それが引っ掛かり、サクヤに抱きついたまま動けないでいる。下半身は繋がったままだ。
暇が出来たらそこらを探索してみようか、とも考えた。しかしそれであんな建物が見つかるとは思えなかった。
 本能とも呼べる部分が訴えてくる。
――アレは戦場や、奴隷をこき使う商人たちの住処とも違う。
――闘技場(ここ)のような整然とした美しさとも違う。
俺の知らない場所で、知る意味の無い世界だと。
これから、この場所で生きていくなら、見つけられない気がした。
 苛々にも不快感で起つモノも起たないが、コイツの中は落ち着く。
温かくて優しくて、軟らかで心地良い。
緩々と揉み解されるまま、いっそ二度寝してしまいたくなる。
夢見心地で、サクヤに撫でられるまま過ごしていく。
 旨そうな匂いと共に騒がしくなり、それも落ち着いた頃。
さすがに飯抜きは可哀想なので、名残惜しく中から抜くと着替えだす。
「んぁ……もう良いの、タケルさま?」
「あぁ、腹も減っちまうからな」
 奥に出したザーメンが垂れてしまうからか、下着にふんどしを締めたサクヤを待ち。
上着を渡すと、二人で部屋から出て行く。
「さて。今日も生きるために、頑張らないとな」

 朝の飯を二人で食べた後。
相変わらずニヤニヤこっちを見に来た先輩を無視し、掲示板の前に移動した。
 新人の予定としては、午後の試合前のショーとしてある、女闘士の愛撫勝負の手伝いだった。
若手の闘士が罰ゲームを賭けて、何人絶頂させられるか勝負するんだとか。
これは男女問わず奴隷も参加で、顔見せの意味合いもあるんだとか。
さっきの先輩が教えてくれたが、生温かい目線がうざったい。
どうもあの先輩グラディエーターは何かあるように思える。妙に親切だ…。
気にかけてくれるのは嬉しいが、どうも性的なものが感じられる。
だが、頼りになるのは確かだ。様々な事を知っているし何より体格が良い。

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