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闘技場でセックスバトル!
官能リレー小説 - その他

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闘技場でセックスバトル! 3

 試合により目覚めた女の部分を弄ってやると、嬉しそうに鳴きだした。
すっかり雌になった体と心を、より一層俺で染め上げていく。
 首に噛み付いて喉を甘く噛んでやると、獣臭さの奥に雌の匂いが交じる。
土に汚れた髪を撫で回し、味を確かめるように舐めまわしていく。
それに応えてサクヤも俺を舐めしゃぶってくる。
 しばらくそうして絡み合うと、最後に唇を重ねた。
舌を絡め唾液を交換し、心を交じ合わせるようにキスを深めていく。
息が続かなくなるまで交わしたそれは、今までで一番の甘露に感じた
「んぁ……タケル、さまぁ」
 可愛い声で甘えてくるサクヤ。
それが楽しくて、撫でてやりながら腰を揺らしてく。
甘い声をときおり漏らしながら、俺に抱きつき頭を擦りつけてくる。
 周りが薄暗くなりだすまで、そんな風にじゃれあって遊んだ。
サクヤの下の口はトロトロに緩み、愛液と先走りで濡れきっている。

 部屋の外が騒がしくなりだし、旨そうな匂いも漂ってきた。
どうやら夜の飯の時間らしく、小部屋に面した大広間に人の気配が集まってくる。
二人を荷物のように部屋に運んできた屈強な男達が歩いていくのが見えた。どうやらグラディエーターの男達が集まって食事をするらしい。
どういうわけかその辺りの事情を全く知らない俺は、部屋から顔だけを出して男達を目で追った。
 まず目に付いたのは、粗野な空気をまとった男たちだ。
無駄に体ばかり大きそうなのや、筋肉より駄肉が肥えたの。
そういった、あまり強くなさそうなのが集まっていた。
「おう、飯じゃ飯じゃ!」
「ふひっ、たらふく頂くじょ!」
 身にまとう鎧も壊れかけや毛皮で、明日に潰れていても驚かなさそうな奴らだ。
そいつらは食事を受け取ると円陣を組み、ガツガツと貪っていた。
近くに奴隷もおらず、残飯のような余りモノを持って帰ると、豚小屋みたいな臭いの部屋に放り込んだ。
あとで聞いた話だが――使い潰した奴も多くいたので、残った奴隷をまとめて使ってるらしい。
いわば最底辺の底辺らしき連中だった。
「あれは参考にならないよなぁ……」
「あうぅ、なんか怖いです」
 次に見つけたのは、奴隷を連れた戦士っぽい男だった。
丈夫な革製の服を着て、腰に短剣を差している。
腕や脚を見るに筋肉質で、戦いに向けて鍛えられてるようだ。
似たような連中で声を掛け合っているが、群れているわけじゃなさそうだった。
 係員から食事を貰うと、先ほど奴らから離れた場所に座り、奴隷にも分けてやりながら談笑していた。
俺がまず目指すなら、あいつみたいに成りたいよな。
「はわぁ……こっちは楽しそうだね」
「おう。とりあえずは、あの辺にいれば大丈夫そうだな」
 その周りには、俺みたいなガキや姉御っぽい女も集まっていて。
住み分けみたいなのがあるらしかった。

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